音更町議会 > 2021-09-24 >
令和2年度決算審査特別委員会(第3号) 名簿 2021-09-24
令和2年度決算審査特別委員会(第3号) 本文 2021-09-24

  • "コード"(/)
ツイート シェア
  1. 音更町議会 2021-09-24
    令和2年度決算審査特別委員会(第3号) 本文 2021-09-24


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開議(午前 9時31分) ◯委員長(坂本夏樹君)  おはようございます。  ただいまの出席委員は18名で、定足数に達しております。  本日の決算審査特別委員会を開会します。  審査に入る前に報告があります。  草浦議会事務局長。 2 ◯議会事務局長(草浦富美さん)  おはようございます。  9月22日に松浦委員から要求がありました令和2年度新型コロナウイルス感染症対応事業執行状況に関する資料について、お手元に配布しておりますので、御報告いたします。 3 ◯委員長(坂本夏樹君)  資料要求のありました件について説明を求めます。  吉田企画財政部長。 4 ◯企画財政部長(吉田浩人君)  それでは、資料要求がありました令和2年度新型コロナウイルス感染症対応事業執行状況につきまして御説明をさせていただきます。  はじめに、この資料の作成に当たりまして改めて数値を精査させていただきましたところ、9月22日の当委員会で神長委員の御質問にお答えいたしました数値と若干相違がありましたので、この説明をもちまして訂正をさせていただきたいと存じます。大変申し訳ございませんでした。よろしくお願いいたします。  それでは、お配りしております資料でありますけれども、A4の両面印刷2枚の表となっております。単位は千円単位であります。表の左から順に款、目、事業の内容、予算現額、決算額、決算額の内訳、最後に予算現額と決算額との差額を記載させていただいております。3ページのほうに合計額を記載しております。御覧いただきたいと存じます。予算現額が55億92万6千円、決算額が54億2,218万9千円、決算額の内訳は、国庫補助金が46億8,126万円、コロナウイルス感染症対応臨時交付金が6億2,420万8千円、地方債が1,510万円、その他、これは指定寄附金でありますけれども、91万円、それから一般財源が1億71万1千円、予算現額と決算額との差額が7,873万7千円となってございます。  最後4ページに区分別の一覧を記載させていただいております。支援ごとの決定額と内訳、それから一番右の欄に主な事業を記載させていただいております。決算額で申し上げますと、中小企業等支援が3億9,370万6千円、観光支援が1億7,737万円、医療・福祉支援が1億6,414万8千円、その他が46億8,696万5千円となっておりますけれども、このその他の中には特別定額給付金給付事業費が入っておりますので額が大きくなってございます。合計につきましては先ほどの表と一致をしております。  それから最後、一番下段の表に令和2年度に、予算を計上いたしましたけれども、事業が完了できなくて令和3年度に繰越しをした事業を記載させております。農村地域光回線網整備事業など4事業で、予算額の合計は9億493万3千円となっております。内訳は記載のとおりでありますけれども、これら繰越事業を含めました新型コロナウイルス感染症対応事業費の総額は63億2,712万2千円、また、コロナウイルス感染症対応臨時交付金につきましては合計で11億373万円となっております。国の3次補正分2億4,615万1千円につきましては、令和3年度のほうに繰越しをいたしまして令和3年度のほうの事業に充当させていただきます。これらも含めまして令和2年度に配分されました臨時交付金の上限枠は合計で13億4,988万1千円となっております。
     以上、資料の説明とさせていただきます。 5 ◯委員長(坂本夏樹君)  資料の説明が終わりましたが、質疑につきましては、款ごとにまとまっている資料でありますので、この後、款ごとに関連した質問をお受けしたいと思います。なお、第1日目に行われました総務費、企画費につきましては総括質疑のときに関連質問をお受けしたいと思います。 休憩(午前 9時37分) 6 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩をいたします。 再開(午前 9時37分) 7 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  第4款保健福祉費を議題とします。  説明を求めます。  堀田保健福祉部長。 8 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  おはようございます。  決算書の89、90ページをお開き願います。4款保健福祉費について御説明いたします。内容につきましては、右側の備考欄により主なものを御説明いたします。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書は7ページから15ページまでとなっておりますので、併せて御参照をお願いいたします。  はじめに、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費であります。  民生児童支援委員費は、委員99名の活動費であります。  特別生活援護費は、歳末法外援助費として334名に支給しております。  社会福祉協議会補助金は、法人本部の人件費ほか、ボランティアセンター事業等に対する補助であります。  帯広厚生病院運営費補助金は、四つの不採算部門に対して、管内1市18町村で財政支援を行ったうちの本町の負担分であります。  社会福祉施設等感染拡大防止支援金新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金新型コロナウイルス感染症対応従事者専用宿泊所運営費につきましては、医療及び介護従事者、事業者に対して慰労金、クラスター発生時への支援であります。  2目障がい福祉費であります。  自立支援給付費については、障害者総合支援法及び児童福祉法に基づき、補装具給付費から障がい者自立支援医療費の五つの事業であります。  地域生活支援事業費は、障害者総合支援法に基づき、市町村が実施主体となって19の事業を実施しております。一番下の相談支援事業は、基幹相談支援センターを民間法人に委託し、障がいのある方や家族からの相談、定期的な訪問、関係機関との連携などを常勤3名体制で行っております。  91ページ、92ページをお開き願います。  上から二つ目になります。地域活動支援センター事業は、どんぐりの家共同作業所への委託料と障がいのある方が町外の施設を利用したことに対する負担金であります。  医療的介護対象者受入促進事業は、たん吸引や経管栄養といった医療的ケアの方を受け入れる障がい福祉サービス事業で、基準よりも看護師を多く配置した人件費補助であります。  日常生活用具給付費は、心身に重度の障がいのある方がストーマ用装具などの購入に対して助成するものであります。  日中一時支援事業は、障がいがある人の日中活動の場を確保し、就労支援や家族の介護負担を軽減するための支援で、利用者は165名となっております。  身体障がい者訪問入浴サービス事業は、登録者5名、利用回数397回となっております。  障がい者交通費等助成金は、心身障がい児(者)通園から障がい児リハビリテーション通院までの5種類の交通費助成を行っております。  障害支援区分認定審査会費は、北十勝4町で共同設置している審査会の経費であります。  社会福祉施設補助金の音更晩成園、更葉園は、それぞれの施設整備費借入金の償還費補助であります。  子ども発達支援センター運営事業費は、民間事業者に第1・第2子ども発達支援センターを委託し、実利用者数はそれぞれ162名、72名となっております。  次に、2項高齢者福祉費、1目高齢者福祉総務費であります。  高齢者顕彰費は、満80歳に写真、満88歳にお祝い金を贈呈しております。  ふれあい住宅費は、帯広大谷短期大学の学生が入居する4棟の施設管理費等であります。  老人健康増進センター及びゲートボール場管理費は、音更地区及び木野地区の室内ゲートボール場の管理費であります。  百歳慶賀は、満100歳を迎えた22名にお祝い金を贈呈しております。  93、94ページをお開き願います。  老人保護措置費は、44名の養護老人ホームへの措置費であります。  福祉電話及び緊急通報装置設置費は、合わせて265戸の設置した使用料であります。  介護保険サービス利用者負担軽減対策費は、低所得者の訪問介護や通所介護などの利用料を軽減する費用であります。  介護保険特別会計繰出金は、介護保険給付費及び地域支援事業に対する一般会計からのルール分であります。  地域介護・福祉空間整備事業費は、社会福祉法人あおい福祉会が運営するグループホームしらかばおとふけにおいて自家発電装置を整備した費用に対する補助金であります。  老人クラブ補助金は、連合会及び52単位クラブへの補助であります。  老人福祉施設補助金は、音更町柏寿協会の養護老人ホーム及び在宅老人センターの建設に係る借入金の償還補助であります。  地域密着型サービス基盤整備事業費は、有限会社ひまわりが運営するグループホームこのはにおいて簡易陰圧装置を整備した費用に対する補助であります。  2目施設管理費であります。施設管理に係る燃料費、光熱水費等であります。  次に、3項児童福祉費、1目児童福祉総務費であります。  施設型給付費・地域型保育給付事業費は、子ども・子育て支援法に基づく施設型給付費として認定こども園や保育園、地域型保育給付事業費として小規模保育事業への給付費で、音更認定こども園施設型給付費から、95ページ、96ページになります。上から12個目、子育て支援施設等利用給付費までであります。  地域子ども・子育て支援事業費は、町内4か所の地域子育て支援センター事業費から養育支援訪問事業までであります。  鈴蘭保育園改築等資金借入金償還費補助金から緑陽台認定こども園改築等資金借入金償還費補助金につきましては、6か所の園舎改築に係る借入金に対する償還費補助であります。  結婚新生活支援事業費は、低所得者の結婚に伴う新居の家賃や引っ越し費用を支援するもので、13世帯への補助であります。  緑陽台認定こども園建設事業補助金は、旧園舎の解体費用に対する補助であります。  子ども食堂運営支援事業費は、子ども食堂を運営している3か所の団体への補助であります。  感染症拡大防止対策事業補助金は、保育園や学童保育所等に対して、新型コロナウイルス対策に係る消耗品等の購入に対する補助であります。  2目保育園費であります。町立の木野北保育園、駒場保育園に係る経費で、パートタイム会計年度任用職員、保育士、保育補助員の賃金、保育園管理運営費のほか、97ページ、98ページになります。給食関係費等であります。  3目へき地保育所費であります。へき地保育所運営委託料は、民間事業者3か所への委託料であります。  4目学童保育所費。学童保育所運営業務委託料は、民間事業者3か所への委託料であります。  99ページ、100ページになります。  5目児童手当費は、延べ6万1,333名の児童を対象に支給を行っております。  6目子育て世帯臨時特別給付金給付事業は、コロナ禍の子育て世帯への支援として、令和2年4月分の児童手当に1万円を上乗せして給付を行ったところであります。  次に、4項保健衛生費、1目保健衛生総務費であります。月額嘱託医師の報酬、保健センター管理費のほか、十勝圏複合事務組合負担金については帯広高等看護学院の運営に係る負担金であります。  2目母子保健事業費であります。  母子保健対策費として、妊婦、乳幼児の健康教育、健康相談、妊婦健診、乳幼児健診に係る費用であります。  予防接種費は、BCGワクチンから、101、102ページになります。上から六つ目の成人風しんワクチンまで実施しております。  歯科保健費は、フッ化物塗布、フッ化物洗口に係る費用であります。  不妊治療費助成金は、22組、延べ29件に対する補助であります。  子育て世代包括支援センター事業費は、妊婦や乳幼児の支援プランの作成、子育て関係機関との連携、情報交換のためのすくすく支援会議を開催しております。  産後ケア事業費は、デイサービス型に加え、訪問型の産後ケアを実施しております。  3目成人保健事業費であります。  健診(検診)関係費は、基本健診から人間ドックまでの16項目について実施しております。  インフルエンザ予防接種費は、1万1,004名の接種費用であります。  高齢者肺炎球菌ワクチン接種費は、65歳から5歳刻みの方を対象として接種した費用であります。  おとふけヘルスケアポイント事業は、健康診断の受診や健康教室に参加した方にポイントを付与して、そのポイントを記念品と交換できる事業であります。  4目新型コロナウイルスワクチン接種事業費であります。新型コロナウイルスワクチン接種体制の構築のため、集団接種会場改修工事コールセンター改修工事、接種券作成に係る業務委託費となっております。  以上、保健福祉費の説明であります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 9 ◯委員長(坂本夏樹君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  小澤副委員長。 10 ◯副委員長(小澤直輝君)  所管のところで大変申し訳ないんですけれども、1点だけ御質問させていただきます。児童福祉総務費、96ページの子どもの貧困対策費のところでございます。ここのところは子どもの生活実態調査ということで実際に調査されて、既に結果は出ておると思うんですけれども、その実際に実態調査した分析、また町としての見解、何が今課題となっているのか。併せて、その課題に対する今後の取組、町としてどのような形で取組を考えているのか、分かる範囲で教えていただきたいと思います。お願いします。 11 ◯委員長(坂本夏樹君)  堀田保健福祉部長。 12 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  子どもの生活実態調査の結果が出て、それに対して課題と今後の方向というか対策ということでございます。結果については詳細はまだ、所管のテーマでもありますのであれなんですけれども、概要的には世帯収入が子どもさんの授業の理解度だとか、それから将来の進路の選択肢の制約だとか、あと健康にも影響しているということが結果で見えてきております。今後そういった課題を踏まえて、所管の委員会で一応情報共有、意見交換しながら対策を講じていきたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。 13 ◯委員長(坂本夏樹君)  小澤副委員長。 14 ◯副委員長(小澤直輝君)  実態調査行ったところで課題が出てきていると思うんですけれども、この貧困の問題、本当に社会問題化しているということで、第6期総合計画の中で現状と課題のところでも触れられております。子どもの貧困の場合は貧困の連鎖ということで、親の貧困というところも色濃く関わっているところがありまして、先ほど部長申したとおり、学力のところもそうですし、親のところで言うと経済力だとか就労支援もしなければいけない、またさらには住宅の支援もしなければいけないというところで、非常に広範囲にわたってこの貧困対策を考えていかなければならないということで、当然保健福祉だけの問題じゃなくて、あらゆる部門のところと連携しなければいけないということになりますので、今国のほうでも子ども省をつくるとか子ども家庭庁をつくるといったところで、この貧困問題に対する課題を何とか克服しようということで動いていますので、国の動向を注視しながらぜひ様々な、各町と各課と連携しながら子どもの貧困に対する課題に取り組んでいただきたいというふうに思いますので、要望としますのでよろしくお願いします。 15 ◯委員長(坂本夏樹君)  宮原副町長。 16 ◯副町長(宮原達史君)  今お話しいただきました子どもの実態調査の結果なんですけれども、来週の民生常任委員会で概要を御報告することとなっておりますので、まず所管の委員会に御報告してから、そして議会とも連携しながら、また、お話のありましたように国の動きも注視しながら進めてまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。 17 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  不破委員。
    18 ◯委員(不破尚美さん)  障がい福祉費の中の身体障がい者用自動車改造費助成について2点ほどお伺いします。1点目は、この助成は、自動車の改造にかかった費用や所得にもよるんですが、確認したところ助成金額が上限15万円となっていまして、令和2年度の予算は30万円というふうになっておりました。今回の数字を見ますと5万2,800円、これは対象者1名分というふうになっていたんですけれども、これはどういった改造をされたのかということをまず1点目に確認させてください。  2点目は、令和2年度の時点では助成金額は上限15万円というふうになっていたんですが、今年の、本年の4月から上限20万円となったということで、新しくできた福祉サポートブックにも情報が載っております。上限の金額が上がった経緯を教えていただきたいと思います。 19 ◯委員長(坂本夏樹君)  高橋福祉課長。 20 ◯福祉課長(高橋規也君)  自動車改造費の件についてですけれども、予算につきましてはお1人当たり最大15万円ということで、お2人分ということで30万円予算は確保していたところであります。決算になりますと、お1人の方から既存の車両のウインカーレバーですとかステアリングのグリップを更新したいということで申請がありましたので、その方に対して支給をしたところでございます。  それから、本年4月から上限額が20万になったということなんですけれども、これまでも平成27年に一度大きく改正しておりまして、通勤以外にも、例えば保護者が子どもを就学に連れていけるように車を改造する費用についても対象にするということで、その時点で費用がかかるということで15万に上限を更新したところですけれども、本年の4月においてはそういった費用もさらに経費がかかるということで、あと当事者の方からも御要望等があったことから5万円さらに引き上げたというところでございます。  以上です。 21 ◯委員長(坂本夏樹君)  不破委員。 22 ◯委員(不破尚美さん)  分かりました。改造というとすごく高額なイメージがありますが、非常に多くのバリエーションもありまして、また、価格も様々となっております。今購入した時点である程度使いやすくなっている場合もあるんですけれども、先ほども保護者の方というお話があったんですけれども、医療的ケア児の保護者の方で、バギーなどを使用されている場合など本当に大きな車でなくては乗せることができないということもあり、改造費が100万近くかかったというお話も私のほうも聞いておりました。膨大な金額がかかる分については一律の上限というのが適しているのかどうか、この件はまた別といたしますけれども、上限金額が20万円に上がったということで、今経緯もお聞きしましたが、非常にありがたく、助かる事業だと思います。  今回件数1件ということで、この助成を利用されている方が少ないのではないかなと思いました。福祉ガイドも改訂版が発行されて、福祉サポートブックという新しい名称になっておりますので、併せまして今後も周知していただくことを要望いたします。  以上です。 23 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  上野委員。 24 ◯委員(上野美幸さん)  5点ほどお聞きしたいと思います。子ども食堂運営支援事業費についてですが、コロナ禍の中での活動はどうだったのかということをお聞かせください。  もう一つが病児保育事業補助金についてですが、これは利用料が軽減されたということで、とてもニーズが出ている事業だと思います。このことについても、どのような形で子どもたちの病児、病後・体調不良児などを対応する保育士とか看護師が充てられているのかというところが分かれば教えていただきたいと思います。  もう一つが障がい児保育委託料についてというところなんですが、大体のいろいろな保育園のところで障がい児の委託料について決算で書かれているのですが、またこの中でもニーズがすごく高まっているのかなというふうに数字のほうから見て感じております。  こういうところで、保育士の加配とかそういうところできちんと対応がなされているのかということもお聞きしたいということと、小澤委員と重なるのですが、今回の子どもの貧困対策費についてということで、子ども・子育て事業計画書も見させていただいたんですが、本当に大きな課題となっているなというところで、今回コロナのことで緊急事態宣言が出たときに、御飯が食べれない子どもたちがいたというところも踏まえまして、このような連携をどういうふうに行っていけるのかというところも一つの課題になってくるのかなということで、今、副町長のほうからも所管のほうでというところではあったんですが、私がちょっと気になる点としてお聞きしたいなと思いました。お願いします。 休憩(午前10時03分) 25 ◯委員長(坂本夏樹君)  30分程度たちましたので休憩をいたしたいと思います。10分程度休憩いたします。 再開(午前10時12分) 26 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  上野委員から追加の質問をお受けいたします。  上野委員。 27 ◯委員(上野美幸さん)  すみません、1点だけ。休日保育についてなんですけれども、とても町の方からすごく評価をいただいているというか、とても活用させていただいているということで、この延べ人数が348名ということなんですが、それ以上の受入れというのは可能かどうかというところもお聞きしたいなと思いました。お願いします。 28 ◯委員長(坂本夏樹君)  三橋子ども福祉課長。 29 ◯子ども福祉課長(三橋真也君)  まず第1点目の子ども食堂、こちらの件につきましてコロナ禍での運営状況はどういうふうになっているのかという御質問をいただいております。令和2年度、その前に、音更町内では子ども食堂3か所で実施してございます。令和2年度の状況といたしましては、「きらきらはうす」さんが実施につきましては3回実施をしてございます。3回とも食堂で食事をして開設をしているというところで、それ以外につきましてはやはりコロナ禍の影響によって中止をせざるを得ないというような状況であったと聞いております。  次に、「いまいる。プロジェクト」さんなんですけれども、いまいるさんにつきましては合計7回開催をしておりまして、会場に木野東会館を利用して実施をしております。いまいるさんにつきましては、7回全てその会場内でみんなで御飯を召し上がったというようなことで確認をしております。  もう一点、最後「おとふけポッケ」さんなんですけれども、おとふけポッケさんにつきましては昨年の7月に新規に開設をした子ども食堂となってございまして、ポッケさんにつきましては7月から3月まで合計で9回実施してございます。ポッケさんにつきましては食堂で開設したのがそのうち5回、コロナ禍の影響でお弁当を配布したのが4回というふうに伺っております。三つとも、コロナの中でどういうような状況で開設するのがいいのかというところに非常に悩んでおられるという状況も確認しております。子ども食堂につきましては以上です。  続きまして、御質問いただきました病児・病後児保育の利用につきまして、これはかなりニーズがあるということの中で、その人員の体制だとかそういったものはどうなっているのかというようなことで御質問をいただきました。町内には病児保育事業を実施しているところは、豊川小児科さんで実施してございます。それで、利用料金のことも先ほど上野委員おっしゃっておりましたけれども、登録料5千円開設当初はかかっていたものが、平成29年から、町内のお子さんに限っては無料、それと1日の利用料は2千円、半日利用で千円と。要保護世帯ですとか多子世帯の利用に関しては軽減策があるというような内容でございます。  それと人員の配置につきましては、小児科と兼務でやられているというような実態もございますが、専任で勤務している保育士というのは4名ということで押さえております。なお、病児保育ではないんですが、体調不良児を預かるところとしまして、音更認定こども園のほうで受入れを実施しております。音更認定こども園で常勤の看護師を1名配置して体調不良児に対応しているというところでございます。  それと3点目の障がい児の保育委託料、こちらのほうもニーズが高いというところで、保育士の加配等はされているのかというところの御質問をいただきました。この委託料につきましては、障がい児に対する加配に対する委託料を支払うといったことでございまして、軽度の障がい児、それから重度の障がい児それぞれに単価のほうが設定されておりまして、それで保育園に通っている児童1人当たり幾らということで、その人数分だけ委託料を支払っているという状況であります。  以上です。 30 ◯委員長(坂本夏樹君)  堀田保健福祉部長。 31 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  私のほうから4点目の、まず子どもの貧困に絡めて、コロナ禍において御飯が食べられなかったお子さんがいるというようなお話です。これにつきましては所管のテーマにも入っておりますので、この場で控えさせていただきたいなと思います。すみません。  それから五つ目の休日保育でございます。今後拡大ができないのかという御質問ですが、受入体制もありますので、また保育園のほうとも協議しながら検討してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 32 ◯委員長(坂本夏樹君)  上野委員。 33 ◯委員(上野美幸さん)  今、貧困対策については所管を通してからということで承知いたしました。  コロナ禍の中での子ども食堂についてなんですが、ポッケさんのほうでお弁当配布をしたということ私も承知しております。そのような工夫が、もし予算が下りるというか下りているのであればそちらのほうにも、教育委員会との連携とかもあるとは思うんですが、学校が閉鎖されたということで、そういう食材を使えることができるのかという質問だったんですが、これは所管のほうにお願いしていきたいと思います。ありがとうございます。  あと病児保育について、本当にニーズが高く、町民の方からも広く利用しているというようなお話を聞きます。人数が増えているような様子も見受けられましたので、ぜひその加配のほうとかも、町との協力により保育士さん等々の手当てというところもしていただけたらなというような要望ということでお話しさせていただきました。  あと障がい児の保育委託料についてなんですが、単価が上がっております。3年から5年の経験値を持つ職員が支援に当たることを想定したということで単価が変わったということで前年度お話を聞かせていただいているんですが、この中で、やはりそういうリーダー的な保育士さんの確保だったりとか人の確保、子育て支援員というような考え方もあるのですが、障がいの親御さんがやっぱりちょっと預けられないときがあったりするというところで、そういうところで御相談に乗っていただきたいというお話をいただいております。保育士がいないから今日は預けられないんですというようなことも、もちろんそのとおりだと思うんですが、そういう工面の仕方がもう少しあるのかなということで相談させていただければということが保護者のほうから声が出ておりますので、ぜひ対応していただけたらなと思います。これは要望としてお話しさせていただきました。  あと休日保育についてなんですが、本当にこれも今コロナ禍の中で仕事をやめざるを得ない保護者たちがたくさんいるということで、曜日とか構わず職に就かなければ生活のほうが困窮するということで、ぜひ休日保育のニーズを広げていただきたいということが声に出ておりましたので、ここで私の要望としてお話しさせていただきたいと思います。  以上です。 34 ◯委員長(坂本夏樹君)  堀田保健福祉部長。 35 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  今御要望いただきました。その中で、障がい児のお子さんの預かりの部分で、保育士がいないから預かれないとか、そういった今お話をいただきました。その辺実態も確認しながら、本来であれば子どもさん、障がいがあるないに関わらずきちっとお預かりしていくのが保育行政ということになると思いますので、しっかりその辺実態把握して進めていきたいと思います。 36 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  石垣委員。 37 ◯委員(石垣加奈子さん)  3点ほど質問させていただきます。まず病児保育事業なんですけれども、病児保育の利用者数が前年と比べると大きく減っていると思うんですけれども、これの要因について、多分恐らくコロナだとは思いますが、要因について分かればお伺いします。  2点目は子ども食堂について、今上野委員からも質問ありまして、開催されている実態がありましたが、今も緊急事態宣言で公共施設が使えないということで子ども食堂も開かれていないということになっているんですが、その辺についての町はどのように考えているのかお伺いします。  あとヘルスケアポイントですが、これを実施することによって健診や健康づくりのきっかけとするということで始まった事業だと思うんですけれども、これの効果などが分析されているのかどうか確認させてください。  以上です。 38 ◯委員長(坂本夏樹君)  堀田保健福祉部長。 39 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  まず1点目の病児保育の利用者数が減っているというお話であります。これについては、今お話しいただいたとおり、コロナ禍においてその影響が大きく反映されているのかなと思います。また、例年ですとインフルエンザがはやって、そこでお預かりするというのが、去年はインフルエンザがはやらなかった、そういった部分も影響しているのかなというふうに考えております。  それから、子ども食堂において、緊急事態宣言において子ども食堂に対しての町の考えであります。今まで緊急事態宣言になると公共施設は閉めなければならないと。そのことによって子ども食堂も当然開けなくなる。そこから今度子どもさんが食事が、その場に行ったりとかそういう交流も含めてそういう機会を失うということであると思います。そのあたり、今後どういうふうに持っていったらいいのか、この1年2年経験した中でやっぱり考えていかなければならないというふうに思っておりますので、まだ今具体的なものというのは持っていませんけれども、今後の対策として、課題としていきたいと思います。 40 ◯委員長(坂本夏樹君)  佐藤保健課長。 41 ◯保健課長(佐藤真由美さん)  ヘルスケアポイントに関しての御質問であります。この事業は元年度から始めて2年度、2年目の事業でありまして、委員がおっしゃったように健康づくりに取り組んでいただく、なるべく健診を受けていただくということを目標に取り組んでいる事業でして、元年度に比べてかなり人数が、2年度698名ということで倍増しているような結果になっております。これは周知に力を入れたということと、2年目ということで少しずつ住民の方に浸透してきているということがあるんですけれども、利用した年代を見ますと60代、70代の方が70%ということで、高齢者の方がやはり多いということで、私どもとしましては、さらに若い方にもこの機会、これを知っていただいて、健診とか健康づくりに意識を向けていただきたいと考えております。2年度はポイントをためる事業がかなり中止になったものも多かったものですから、効果というところについては今後また検証していきたいと思います。  以上です。 42 ◯委員長(坂本夏樹君)  石垣委員。 43 ◯委員(石垣加奈子さん)  病児保育については、コロナの影響とインフルエンザがはやらなかったという要因は大体予想ができました。コロナで、もしかしたら利用を控えていて、保護者が子どもを預けられなくて仕事に行けないというようなことがもしかしたらあるのかなと思うんですが、そういった声は届いているのかどうか確認させてください。  子ども食堂については、先ほども貧困のところで御飯が食べられない子どもたちがいるというようなお話もありまして、そういった子どもたちに対して子ども食堂というのは重要な役割を果たしていると思いますので、緊急事態宣言のときでも開けるような対策をしていただきたいなと思います。  ヘルスケアポイントについては、まだ2年目ということで、はっきりした分析はされていないということでしたが、若いうちから健診に行って健康づくりを心がけるというのが大切だと思いますので、もう少し広がっていければいいかなというふうに思っています。  以上です。 44 ◯委員長(坂本夏樹君)  堀田保健福祉部長。 45 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  病児保育において、コロナで利用しにくいというようなことだと思うんですけれども、そういった意見というのは、病院からとかいうのはちょっとお聞きはしていないところであります。ただ、今後もどういうことになるか分かりませんので、その辺は病院とも連携しながら、あと保育関係者とも連携しながらいきたいと思います。 46 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  松浦委員。 47 ◯委員(松浦波雄君)  何点かあるんですけれども、認知症高齢者見守りサポーター事業なんですが、これは多分社会福祉協議会と連携しながらの事業なのかなとは思うんですが、この数字的な実績と、どのような内容だったのか、そういう成果とかをお聞かせください。  次に、ひきこもり対策として新たに専門の相談員というのを配置したと思うんですけれども、これも数字的な実績、それと、これも成果と言えばいいんでしょうか、なかなか外には話すことができないような内容とは思うんですけれども、もし把握されているんであれば、こういうひきこもりの例えば原因がこういうものがあったなとか、これはひきこもりから抜け出すための方策としてこういうヒントがあったとか、もしあればお聞かせください。  次に、養育支援の訪問事業について、家庭にヘルパー等を派遣して調理、清掃等の生活支援を行うという事業でありますが、これが実施回数9回、利用者が56人、延べ63人というような成果とありますが、これはどのような支援を行ったのかお聞かせください。  次に、保育園の保育士に対するメンタルヘルスへの取組ということでございますが、これは資料によるストレスチェックのことなんでしょうか、まずそこについてお答えください。  次に、令和2年10月から新生児の聴覚スクリーニングを行ったと思います。これについてどのような、要はそういう子どもがいたのかどうか、それについてもお聞かせください。
     最後なんですけれども、新型コロナウイルス感染症対応従事者専用の宿泊、これを設置されましたが、これについても数字的な成果についてお答えください。 48 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員に申し上げます。1点目にいただいた認知症サポーターの実績、成果についてでありますけれども、これにつきましては9月28日火曜日、介護保険特別会計の歳入歳出において担当のほうから答弁させていただきたいと思います。  佐藤保健課長。 49 ◯保健課長(佐藤真由美さん)  それでは、私のほうから新生児聴覚スクリーニング検査の件についてお答えさせていただきます。この事業は10月から補助制度ということで実施しております。4月生まれのお子さんから遡って実施しておりまして、実施件数が232件の方に助成をしているんですけれども、その結果どうだったかということですが、検査の結果で精密検査になった方とか聴覚異常があった方はいらっしゃいません。ただ、新生児のうちに転入してきた方で今経過を追っている方が1名いらっしゃいます。  以上です。 50 ◯委員長(坂本夏樹君)  高橋福祉課長。 51 ◯福祉課長(高橋規也君)  それでは、私のほうからひきこもりの関係と宿泊所の関係について御説明いたします。まずひきこもりの関係だったんですけれども、昨年4月から社会福祉士の方に委託しまして始めておりまして、相談件数につきましては23件ということになっております。それ以外に町に直接御相談いただいた分もありますので、それが8件になりますので、合わせると31件というような状況になってございます。  それから原因なんですけれども、なかなか原因まで深くお話しいただける例もなかなかなかったんですけれども、ひきこもっている方の年齢ですとか、一番多かったのが20代の方が多かったとか、ひきこもりの期間でいけば、3年ぐらいまでの方や長い方であれば20年近くひきこもっている方もいらっしゃるということの状況です。  それから、相談内容といたしましてやはり一番多かったのは就労に関する相談と、あともう一つは就学というような内容になっております。実際に御家族の要請を受けて当事者に会うべく御家庭を訪問したこともあるんですけれども、なかなか御本人と直接会ってお話しするまでいく例もそんなにはなかったというような状況になってございます。  それから宿泊所の関係だったんですけれども、本年の1月末から開設いたしまして、見学等に来られた方は数名いらっしゃったんですけれども、現時点で御利用された方はいらっしゃらなかったということになっております。  以上です。 52 ◯委員長(坂本夏樹君)  三橋子ども福祉課長。 53 ◯子ども福祉課長(三橋真也君)  3点目の養育支援訪問事業についてであります。これは委託ということで、これは子育て支援センター長ですとかそういったところの職員がいろいろ気になる家庭、生活がなかなかままならないというような家庭に直接訪問をしていろんな指導をさせていただくという事業でございまして、これは令和2年度より新規にホームヘルパー、こちらのほうを入れて実際に生活の援助、それから食事の提供ですとかそういったものをヘルパーステーションのほうに委託をかけて、このヘルパーの関係につきましては令和2年度から新規に取り組ませていただいている事業でございます。  それと、御質問いただいた保育士等に行うストレスチェックに対する補助ということでございます。対象者としましては6事業者、これは保育事業所を運営する法人の数でございまして、ほぼほぼ保育事業所で実際にストレスチェックということを対応はしているというところなんですけれども、法人も、一つの法人なんですけれども、法人自身で自ら責任としてやるというようなことで、町の委託については丁重にお断りいただいたという事業所も1か所ございます。  以上です。 54 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員。 55 ◯委員(松浦波雄君)  まずひきこもり対策なんですけれども、こういう相談できる窓口がある、もしくは増えたということは本当にいいことなのかなと思うんですけれども、一番ひきこもりから抜け出てほしいというのは、やはり先ほどありました就労だと思うんです。働くことによって社会貢献だし、当然自分の生活の糧もできるし。そういう部分についてもなかなか難しいというのは理解しているところでございますが、こういう若い人たちがたくさん相談しているということを受けまして、できるだけ就労に結びつけるような形を取っていただければなというふうにこれは要望しておきます。  次に育児支援なんですけれども、私がお聞きしたかったのはさっき答弁がありました新規の部分でございまして、昨年度から始まった新規で家庭にヘルパーを派遣するというのは、これは本当に大きな取組なのかなというふうに思っているんですけれども、それが具体的にどういう内容だったのかというのを把握されているんであればそれについてお答えください。  次に保育士のメンタルヘルスなんですけれども、ストレスチェックということとイコールということを確認しました。それによってこれをどのように活用したのか、どのようなことが判明したのかということについて把握されていることをお答えください。  次に新生児の聴覚スクリーニング、幸いなことに今232件やって発見はなかったということなんですけれども、これはもし発見されたらその後はどうなるのかということについてお答えください。  最後の新型コロナウイルス感染症対応従事者の専用宿泊所、これはゼロ人ということなんですけれども、これはあって、いざというときの支えにはなると思いますので、これについては臨機応変に、必要だと判断されたときはこれはやってほしいなと思います。これは要望でお願いいたします。  以上、御答弁よろしくお願いします。 56 ◯委員長(坂本夏樹君)  堀田保健福祉部長。 57 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  まず1点目のひきこもりであります。要望ということもございますけれども、できる限り就労というところまでつないでいただきたいということで、ひきこもりに至る原因というのは、精神疾患をかなりお持ちの方もいらっしゃいますので、医療機関とも一緒に動きながらの支援というふうになりますので、多少時間かかることをまず御理解いただきたいなというふうに考えております。  それから2点目の養育支援、ヘルパーであります。主に家事支援であります。掃除だとか洗濯、そういったものが主になります。どうしても近くに家族が、おじいちゃん、おばあちゃんの支援がいただけないとか、もともとちょっとそういうことが苦手だとか、そこに育児が加わって家事がおろそかになっていく、そこが養育がちょっと心配でということで、保健センターまたは子育て支援センターのほうでそういった情報を受けながらヘルパー派遣するということですので、中身的にはそういった家事、掃除、洗濯というのが主たるものになります。  それから、メンタルヘルスの活用なんですけれども、一応検査というか、はして、その反映は事業所のほうに何人いらっしゃいましたよということで連絡がいって、事業所のほうでちょっと心配な保育士に対してフォローをしていくということで、件数までとかそちらのほうは町のほうで把握していないというのが実情であります。  あと緑陽荘、宿泊施設については、所管の委員会でも御報告させていただいた中で、9月で、建物をお借りしている部分がございまして、そこについては終了ということになります。ただ、町としては、やはりクラスター、これから第6波とか、どういうふうになるのか分かりませんけれども、施設、医療関係者、介護関係者がかなり不安な部分がございますので、そういった宿泊のホテルの助成ということで10月から考えておりますので、そういう形で御理解いただきたいなと思います。 58 ◯委員長(坂本夏樹君)  佐藤保健課長。 59 ◯保健課長(佐藤真由美さん)  新生児聴覚スクリーニング検査のその後についてでありますが、この検査で発見されるのは主に先天性の難聴児だと思われます。まず大きな病院で精密検査、十勝ですと厚生病院ですとかそういうところで検査をしていただいて、確定されたら6か月以内に療育していくというのが大原則でありまして、早いうちから子どもに正しい音を聞かせたりとかというふうなのが大事なんです。それで、その病院で検査して、一側性、片方だけなのか両方なのかというところにもよります。子どもの状態にもよりますけれども、聾学校が帯広にありますので、そちらのほうで早い段階から療育という形で相談を受けたり、しかるべき療育的なものを受けて支援していくという形になっております。  以上です。 60 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員。 61 ◯委員(松浦波雄君)  了解しました。じゃ最初に育児支援のヘルパーの件なんですけれども、主に家事支援を要望されているということで、これについては、再度確認しますが、新規のヘルパー派遣事業につきましては、困っているから支援してほしいというのをお母さん方が自ら言ってもらえるような体制になっているのかどうか。例えばいろんな関係部署から回って、ひょっとしたら必要ありませんかと、そういうふうな確認じゃなくて、必要であればいつでもこういうサービスがあるので使ってくださいと、そういうふうに本当になっているのかどうか。つまり、要は家庭の中にまで入って家事支援を頼むというのはハードルが大きいと思うんです、かなり。それを自ら言うというのは、本当に言っていいものなんだろうか、これはどうなんだろうと悩む人だっていると思うんです。そこがどういう体制になっているのかというのを確認させてください。  次にストレスチェックなんですけれども、これはストレスチェックをした後に、いろんな気になる方がいらっしゃれば、当然今あったように面談等をやって、そしてそれを解決する方向に向かっていくということになっているんですけれども、そこでストレスチェックを活用した面談への聞き取りと心情把握についてそれぞれの事業者の体制がどうなっているのか、そこを把握されているのかどうか確認させてください。  次に、新生児の聴覚スクリーニングですが、232件と。子どもが生まれた数よかも少ないのかなという気がしないでもないんですけれども、これは100%受けているのかどうか。以上3点お願いします。 62 ◯委員長(坂本夏樹君)  堀田保健福祉部長。 63 ◯保健福祉部長(堀田 昇君)  まず1点目のヘルパーの話になりますけれども、委員がおっしゃるとおり、自ら自分の家の中に来て掃除をしてほしいとか洗濯してほしいという方はなかなかいらっしゃらないというのは事実です。じゃどういう形で入っていくのかというところなんですけれども、町には5歳児健診だとか、保健センターで定期的な子どもさんの健診がございます。その中で子どもさんの発達状況、それからお母さんの精神的な育児の大変さだとか、そういったところも見ていかなければならない。それと、一番はいらっしゃらない方、そういう健診とかに来ない方、やっぱりそこを訪問するとちょっと家の中がぐちゃぐちゃだとかそういったところがあって、そこから働きかけをして、こういった事業がありますということで呼びかけて介入していくといったことが基本的な流れになっているのかなと。委員のおっしゃるとおり、なかなか自ら来てくださいという方は少ないというか。助けを求められるんであれば、多分御家族とかそういった方に助けを求めているのかなというふうに考えております。  それから2点目のストレスチェックであります。労基法に基づいて基本的には50人以上の事業者に対して、事業所がこれを行わなければならないということになっております。おっしゃるとおりチェックでひっかかった方については、お医者さんからシートで、そこで何らかの、まず面談をしてくださいとかフォローしてくださいということで出てくると思います。そこを、先ほど僕申し上げたのは、まだ町のほうとその辺情報共有していないということを言わせていただいたんですけれども、今後そういったところも、今保育現場でかなり大変なところだと思いますので、しっかり事業者さんと共有していきたいなというふうに考えておりますので、御理解願います。 64 ◯委員長(坂本夏樹君)  佐藤保健課長。 65 ◯保健課長(佐藤真由美さん)  新生児聴覚スクリーニング検査の人数の関係でありますが、この事業10月から始めまして、4月から9月生まれの方については償還払いという形で、後で通知を出させていただいてやっているんですけれども、転出した方が多分いらっしゃいまして、その方の人数は償還払いの中には入っていませんので、その人数が減っているということであります。  もともとこの検査、ずっと以前から病院のほうではやっておりまして、ほぼ100%の方が受けております。赤ちゃん訪問に私たち必ず訪問させていただいているんですけれども、そこでも聴覚検査の結果を必ず確認していまして、皆さん受けているという現状であります。  以上です。 66 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員。 67 ◯委員(松浦波雄君)  了解しました。それぞれこういう子育てに対して音更町が非常にきめ細かく取り組んでいるという状況でありますので、移住、定住等については大きなポイントというのが、やっぱり子育て支援というのが非常に大きなポイントになってくると思いますので、せっかくこんないい事業をやっているのですから、これがきちんとみんなが理解した上で、それを活用してそういう支援につながって、必要なところに必要な支援が届くという形になることを要望して終わります。 68 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  阿部委員。 69 ◯委員(阿部秀一君)  1点お伺いさせていただきたいと思います。こちら施策報告書の15ページの上段の5番目の献血の推進についてお伺いさせていただきたいと思います。こちら献血につきましては14日間で200ccが8名、400ccが561名の方献血なさっているということでございます。コロナの影響等あることを踏まえまして、前年と比較して現在こちら順調に推移しているのか、それとも減っているのかどうか、その状況についてお伺いさせていただきます。 休憩(午前10時51分) 70 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩をいたします。10分程度。 再開(午前10時59分) 71 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  答弁を求めます。  佐藤保健課長。 72 ◯保健課長(佐藤真由美さん)  献血の関係についてお答えしたいと思います。全国的にコロナ禍で献血者が減少しているということで懸念されているところではありますが、音更町におきましては今年度が400cc561名ということですが、昨年度が433人ということで130人ほど増えております。過去の経緯を見ると、もともと500人以上が毎年結構されておりまして、去年ちょっと落ち込みがあったんですけれども、今年は例年並みに戻ったかなというところであります。血液センターの方の話ですと、十勝はあまりコロナの影響で献血の量は下がっていないということをお聞きしておりまして、逆に足りない札幌圏などに血液を持っていっているという現状だということをお聞きしております。  以上です。 73 ◯委員長(坂本夏樹君)  阿部委員。 74 ◯委員(阿部秀一君)  ありがとうございます。コロナの影響があまりない状況であるということが分かりましたので。また、前年と比較しまして130人ほどプラスになっているということで、協力していただいている状況が分かりました。そこで、今後も継続しまして関係する諸団体、赤十字さん等々協力していただいて、また今後もコロナの影響で、いろいろ医療処置をするに当たっての手術ですとか、医療連携等で輸血が必要なケースというものが増加してくることが懸念されますので、また今後も継続して協力を推進していただきますよう要望して質問を終わりたいと思います。 75 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  神長委員。 76 ◯委員(神長基子さん)  それでは、特別生活援護費のところなんですけれども、歳末法外援護費ということで、近年で比較しますと比較的件数、これは人員割ですので人数ですけれども、ここについて若干減っているということでありますが、その要因と、あとこれは世帯にして世帯数でどのような推移をたどっているのか、至近年次で構いませんので御説明いただきたいと思います。  そして、高齢者福祉総務費のところで、地域介護福祉空間整備事業費ということで先ほど発電機という御説明ございました。町内の対象施設のうちにこの発電機の整備率というのは今どういう状況なのか、その点についてお伺いいたします。  それから、これは保健衛生費のところなんですが、十勝圏複合事務組合負担金の高等看護学院運営負担金というのがございますが、こちら町内からの通われている学生さんというのは今どのぐらいいらっしゃるのか、数字押さえておりましたらそちらもお伺いしたいと思います。  今日初めに資料を出していただいていますのでそちらを拝見させていただいております。子育て世帯臨時特別給付金の給付事業、こちらのほうは予算と決算の間に317万ほどの差額が生じております。この点についてはどのような検証をされているか、その点についてお伺いいたします。 77 ◯委員長(坂本夏樹君)  川田高齢者福祉課長。 78 ◯高齢者福祉課長(川田 誠君)  地域介護福祉空間の整備事業費の関係で発電機の整備率ということでございますが、令和元年度と令和2年度の整備状況ということで御説明させていただきたいんですけれども、令和元年度にきずな・こころというところで、特別養護老人ホーム、そちらのほうに4台を設置してございます。あとグループホームこのはさんに発電機を2台、令和元年度は6台設置をしてございます。令和2年度におきましては一つの施設、グループホームしらかばさんのところに発電機を1台というようなことで整備をさせていただいてございます。全体の率というのは数字として把握してございません。申し訳ございません。 79 ◯委員長(坂本夏樹君)  高橋福祉課長。 80 ◯福祉課長(高橋規也君)  私のほうから歳末法外援護費の関係について御説明いたします。これまでの推移なんですけれども、平成30年度から申し上げますと、申請数が244世帯、給付が211世帯、令和元年度が申請が229世帯、給付が204世帯、令和2年度は申請が204世帯、給付が185世帯というふうになっております。令和2年度から、コロナ禍ということもございまして、それまでは民生委員さんを通じて申請等をいただいていたわけなんですけれども、対面で調査等できないような状況になりまして、令和元年度、給付者の方に対して直接役場のほうから申請書のほうを送付させていただいて提出いただいて、その中で対象者を改めて確定させていただいたという状況になっております。
     それから昨年度、令和元年度と比較いたしましてかなり件数が減っているんですけれども、特にひとり親の世帯の方が減ってございまして、その主な理由といたしましては、町外転出ですとか、あとひとり親が解消されているとか、あと収入増というようなことになっているということです。それから高齢者世帯におきましては、これも転出、あとは施設のほうへ入所されているですとか、あとは亡くなられたというようなことで前年度よりも大幅に減っているような状況になっております。  以上です。 81 ◯委員長(坂本夏樹君)  三橋子ども福祉課長。 82 ◯子ども福祉課長(三橋真也君)  コロナ関連で支給いたしました子育て世帯臨時特別給付金の給付事業、こちらのほうの執行残の内訳というようなことで御質問いただきました。こちらは児童手当の受給している方、特例給付を除く方を対象としておりまして、当初6千人というところで予算のほうを計上させていただいていまして、それに伴ういろいろな役務費ですとか需用費ですとかそういったところを見込んでおって6,305万8千円という予算を組ませていただいていたんですけれども、対象者のほうが若干減ったというところの執行残でございます。  以上です。 83 ◯委員長(坂本夏樹君)  佐藤保健課長。 84 ◯保健課長(佐藤真由美さん)  高等看護学院の運営負担金についてであります。町内の学生がどれぐらいいるかということなんですけれども、申し訳ないんですが把握しておりません。  以上です。 85 ◯委員長(坂本夏樹君)  神長委員。 86 ◯委員(神長基子さん)  発電機のほうなんですけれども、整備率については把握はされていないということでございますので、こちらは後でといいますか、今後別な場面等で確認をさせていただきたいというふうに思います。  それから歳末法外援護費のほう、民生委員さんがここで関わっておられますので、昨年度については対面が非常に難しかったという中での、町のほうでそこは直接カバーしたということでございます。これで今、課長御説明いただきましたひとり親世帯の方の状況についても御説明いただきましたが、これは全体として、押さえとして、ひとり親世帯の方の生活困窮といいますか、そういった実態が若干ですけれども上方に向かっているといいますか、そういった捉え方をするということでいいのかどうか、この点についてお伺いをしたいと思います。  高看については何名という押さえはしていないということでありますので、この点については承知いたしました。  あと臨時特別給付金のことでありますけれども、この辺についても若干の対象者の減があったということでありますので、この点についても了解いたしました。先ほどの点についてだけ御答弁をいただきたいと思います。 87 ◯委員長(坂本夏樹君)  高橋福祉課長。 88 ◯福祉課長(高橋規也君)  歳末法外援護費のひとり親世帯の推移なんですけれども、平成30年度から申し上げますけれども、申請数については92世帯、給付が72世帯、令和元年度でいきますと76世帯、給付が64世帯、2年度につきましては申請が62世帯、53世帯ということで、年々減っているような状況にはなっております。  以上です。 89 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 90 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前11時11分) 91 ◯委員長(坂本夏樹君)  説明員入替えのため休憩します。 再開(午前11時14分) 92 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  第5款町民生活費を議題とします。  説明を求めます。  渡辺町民生活部長。 93 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  それでは、第5款町民生活費につきまして御説明をいたします。決算書は103ページ、104ページをお開きいただきたく存じます。なお、主要な施策報告書につきましては15ページから17ページにかけて掲載しておりますので御参照いただきたいと存じます。  はじめに、1項町民費、1目町民総務費であります。繰越明許費997万3,700円については、社会保障・税番号制度システム改修委託において年度内の完了が見込めなかったことから、委託料を令和3年度に繰り越したものであります。  備考欄1行目のパートタイム会計年度任用職員につきましては、年金相談員1名及び個人番号カード交付事務員6名に係る報酬であります。  3行下の個人番号カード等関連事務交付金についてでありますが、マイナンバー制度に伴う個人番号カードの発行などに係る事務等については、全国の自治体が地方公共団体情報システム機構に委任をして行っており、それぞれの人口割合により案分した額をこの機構に支払うものであります。  なお、個人番号カードの令和2年度における交付件数については、国のマイナポイント事業の効果等もあり、これまで最多の4,693件となったところであります。また、平成27年度の制度開始からの累計で申し上げますと、本年8月末で1万2,216件のカードを交付しており、町民全体の28.0%に交付している状況であります。  次に、2目医療給付費でありますが、乳幼児等医療費は4,178人、重度心身障がい者医療費は774人、ひとり親家庭等医療費は1,333人、養育医療費は8人の方に助成を行ったところであります。  北海道後期高齢者医療広域連合負担金は、後期高齢者に係る療養給付費の12分の1の負担金であります。  国民健康保険事業勘定特別会計繰出金は、保険税の軽減分をはじめ、保険者支援分に係る基盤安定制度や人件費及び事務費、また、財政安定化支援事業などに対する繰出金であります。  後期高齢者医療特別会計繰出金は、保険料の軽減制度や事務費に対する繰出金であります。  次に、3目町民相談費でありますが、町民法律相談業務委託料につきましては弁護士による相談業務の委託、また、消費生活センター業務費についは、消費者協会に委託をしている相談員3名分の人件費など、消費生活相談業務に係る経費であります。  なお、各種相談件数の実績については、施策報告書に掲載をしておりますが、町民法律相談は14件、消費生活相談が301件であります。このほか、人権・行政・暮らしの相談が9件、窓口相談が122件、すずらん無料法律相談が4件となっております。  では105ページ、106ページをお開きいただきたく存じます。  4目は地域会館等施設費であります。繰越明許費984万5千円については、総合福祉センター冷房設備工事において、令和3年度中に供用を開始するため繰越予算を措置したものであります。  地域会館等施設整備工事費でありますが、千野会館改修工事については、外壁及び屋根の塗装工事などを実施したものであります。  共栄コミセンほか非常用照明器具改修工事については、コミセン等4施設において計45台の非常用照明器具の改修を行ったものであります。  地域会館等施設管理費については、コミセンを含む38施設の維持管理費及び各地域会館等の管理運営交付金などの経費であります。  5目木野支所費でありますが、7行目の町民センター改修事業費は、来庁者用トイレの洋式便器5か所の温水洗浄化及び男子トイレの小便器2か所の自動洗浄化を行ったものであります。  次に、2項環境生活費、1目環境衛生費であります。パートタイム会計年度任用職員につきましては、環境衛生作業員2名に係る報酬であります。  3行下の畜犬関係費については、犬の登録のほか、狂犬病の予防注射済票の交付に係る経費などであります。  生活環境づくり事業費については、啓発用資材や看板の購入経費であります。  では、107、108ページをお開きいただきたく存じます。  2目清掃費でありますが、パートタイム会計年度任用職員については、収集作業員2名に係る報酬であります。  十勝圏複合事務組合負担金については、各構成市町村の清掃事業に係る分担金で、内訳については、くりりんセンターから7行下の下水道管理負担金まで記載のとおりであります。  ごみ収集処理費については、家庭系ごみの収集費用であります。6事業者で実施しております収集処理委託業務のほか、指定ごみ袋の印刷等に係る経費であります。  ごみサポート収集事業費については、高齢や障がいなどの理由により自力でのごみ出しが困難である世帯に対する収集サポートでありますが、令和2年度の対象は112世帯であります。  ごみ減量化対策及びリサイクル事業については、資源ごみ集団回収奨励協力金112団体分及び社会福祉協議会に委託をしている資源ごみの収集業務に係る経費であります。  ごみ処理基本計画中間見直し委託については、この計画の中間年である令和2年度において、廃棄物に係る社会情勢の変化を考慮して見直しを行ったものであります。  また、災害廃棄物処理計画策定委託は、国の災害対策指針に基づき、本町における災害発生時の廃棄物処理に関する対策、加えて処理の具体的な業務内容を示すことにより、適正かつ円滑な処理の実施を図ろうとするものであります。  家庭用ごみ分別の手引き作成費については、前回作成から4年経過したため更新を行い、町内の各世帯に配布したものであります。  家庭用ごみ分別検索アプリケーション導入委託料については、ごみと資源物の分別促進によるごみの減量や排出マナーの向上を図ることを目的とし、町内各地域のごみ収集日程表をはじめ、分別方法の確認や出し忘れ防止などの機能を備えたアプリケーションを導入したものであります。昨年10月から運用を開始しておりますが、本年8月末で1,898件の方に御利用をいただいております。  次に、3目墓苑費でありますが、2行目の霊園再整備事業費については、霊園の維持補修のため管理用園路361メートルの整備を行ったものであります。なお、令和2年度末で霊園の全区画数3,085のうち、これまでに使用許可を行った区画数は2,936で、残りは149区画でありますが、これに墓地の返還により再許可できる部分を含めた実質的な残区画数は340となっております。  次に、4目生活安全対策費でありますが、交通安全指導員費につきましては、交通安全指導員43名、児童交通安全指導員16名の活動費などであります。  街路灯設置及び管理費については、町が管理する街路灯や防犯灯の電気料のほか、防犯灯の新規設置や更新、電球切れ等の交換経費等であります。  2行下の町内会防犯灯維持費交付金については、町内会が管理している防犯灯の電気料に対する交付金であります。  3行下の幼児・新入学児童交通安全対策費については、保育所や小学校などで実施する交通安全教室に係る経費であります。  次に、109、110ページをお開きいただきたく存じます。  5目環境対策費でありますが、住宅用太陽光発電システム普及促進事業補助金につきましては16件の補助を行ったところであります。  また、環境測定委託料については、町内の河川9地点における水質検査等に係る経費であります。  以上申し上げまして町民生活費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 94 ◯委員長(坂本夏樹君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  宮村委員。 95 ◯委員(宮村 哲君)  108ページですか、交通安全指導員のことで、皆さん、登校下校、子どもたちを守っている、本当に御苦労だというふうに私は常日頃思っている。  それで、私体験したことは、長い人生やっているものですから、木野西通公園の、あそこは15メーターか20メーターくらいしかないかと思うんですけれども、その道路に差しかかったときに、連休でありました。子どもたち、公園でも遊んでいました。道路でも自転車で遊んでいました。ですから、びっくりして私は車を止めて、よけてくれるのを待っていたんです。男の子は自転車をちゃんと右側のほうによけました。女の子も二、三人おりました。そうすると、その女の子の1人が私の止まっている車に向かってくるんです。そして右側を通り抜けました。じゃ私は動かそうかなと思ったら、バックミラーに、その自転車に乗っている子がまた戻ってきたんです。そして、止まっていると私の車の前を通り抜けて左側へ行ったと。本当にぶつけなくてよかったと思うのと、ぶつからないでくれてよかったなということを安堵したところでありますけれども、生徒の悪いのは町のあれかなと思って迷わず八鍬教育部長に話してしまって、失礼してしまったなということで今、反省しているわけでありますけれども、お互いに不幸にならないためにも、何かの機会にそのことを家庭か何かいろんな面で、子どもをしっかり守るのは親の責任ですから、そんなことで指導願えればなということを申し上げたいわけであります。  気をつけなければいかんなということで本当にしみじみ思いました。そんな経験は私は初めてなんです。向かってくるんですから、自転車で。ああと思っていると行って、そしてまた戻ってくると。そんな大変な思いをしましたから、そのことをこれからいろんな指導員の皆さん方やいろんな機会を通して指導していただければお互いに、私ももう少し運転したいから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  以上、要望とします。 96 ◯委員長(坂本夏樹君)  原環境生活課長。 97 ◯環境生活課長(原 弘美君)  今、委員のほうから御意見いただきました。交通安全の指導ということで、子どもたちに、幼稚園児に関しましてはこぐまクラブ、それから小学校では青空教室ということで、歩道の歩き方、それから小学生になりますと自転車の乗り方等々の指導を行っております。昨年度はコロナの影響でちょっと回数できなかったところもあるんですが、今、委員のほうから御意見いただきました案件で、特に自転車の乗り方かなとは思うんですが、そちらのほうも併せて小学生とかに指導をするようにしていきたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 98 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  方川委員。 99 ◯委員(方川克明君)  生活安全対策費の交通安全指導員の体制の問題ですけれども、施策報告書の17ページに地域安全対策として、主要道路での歩行者等の安全誘導のほか、児童交通安全指導員等による児童生徒の安全指導を行ってきたということですけれども、このコロナ禍で、去年コロナの関係で、公園八幡宮の秋のお祭りなどで、子どもみこしだとか山車の問題だとかは、神社の行事は中止されたわけですが、例年秋の祭りに際して、音更神社も公園八幡宮の神社も町から交通安全指導員の配置を求めてきていたわけですが、一昨年から安全指導員の配置要望に対して減員配置の回答で、実際もそのように公園八幡宮の山車、子どもみこしなどの町内の巡行、渡御などについての指導員の配置が減になってきているわけですが、この原因というのは、指導員の成り手の問題だとかいろいろと、町全体43名の配置という回答がありましたけれども、指導員自体が減になってきている要因というのはどういう状況からなのでしょうか。その辺教えてください。 100 ◯委員長(坂本夏樹君)  原環境生活課長。 101 ◯環境生活課長(原 弘美君)
     今、減ということで、実際のところ、定員を設けておりますけれども、今のところ、今年につきましては6名の欠員が発生しております。この原因としましては、高齢化でやめてしまう人がいるんですけれども、それに対する補充ができていないと。交通安全指導員の方はボランティア的なもの、ほとんどボランティアでやっていただいているものですから、なかなかこういうところに参加していただける方が少ないという状況でございます。  以上でございます。 102 ◯委員長(坂本夏樹君)  方川委員。 103 ◯委員(方川克明君)  今消防団員の減員、成り手不足だとか、今、課長からお話があった交通指導員の6名の欠員ということですけれども、指導員の方たちの高齢化、これは致し方ないことですけれども、それぞれのセクションで欠員が起きてきているということはなかなか残念な状況で、交通安全の指導についても、子どもたちの通学、登校、それから下校のときも緑の指導員が関わっていただいているわけですが、何とかその定員の補充について頑張っていただきたいなというふうに要望して終わります。 104 ◯委員長(坂本夏樹君)  渡辺町民生活部長。 105 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  委員おっしゃるとおり、そういった町内会の役員も同じような状況と思います。指導員については指導委員会というのが地域ごとにございますので、そういったところにも相談しながら確保に努めたいという考えでございます。また、登下校の場合は登下校に特化した指導員の方いらっしゃいますけれども、こちらは定員どおりいらっしゃって、今年1名増員したということもありますので、その辺はいろいろ小まめに見ておりますので、よろしくお願いいたします。 106 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  石垣委員。 107 ◯委員(石垣加奈子さん)  まず町民相談についてお伺いします。人権・行政・暮らしの相談についてですが、毎月人権・行政各委員会により相談に応じているということなんですが、件数を見ると5件とか4件ということで、毎月相談には来ていないということで、そういう相談がないということで捉えていいのかということと、あと窓口において随時相談に応じているというのが122件あるんですが、この相談内容というのはこの人権とか行政に関する相談なのか、この委員につなげなければならない内容なのかというのを確認させてください。  もう一点はごみ分別アプリケーションですが、昨年10月に運用を開始されて、私もダウンロードして、ごみの日の通知があるので出し忘れなども防げて、活用させてもらっています。あと、家を片づける方が、このごみはどの種類なのか分からないという方がいたので、その方にもダウンロードしてあげて、分かりやすいというような声もいただきました。先ほどダウンロード件数1,898件ということでありましたが、これは予想していた数字とどうなのかというのを確認させてください。  以上です。 108 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 109 ◯町民課長(山本隆二君)  人権・行政・暮らしの相談の件数の件につきましてですが、周知方法が広報と、あと各コミセン等にチラシがあったりとか、あとホームページ等で行っているんですけれども、この件数になってしまっているなというのが現状であります。昨年度はコロナの影響で、会館閉鎖の関係で回数も減っているものですから若干減ってしまったのかなと思われます。  窓口の相談なんですが、窓口で相談を受けた後に例えば人権相談のほうに回していったりとか、あと弁護士さんの法律相談のほうに回したりとかという場合もあります。それ以外の場合もありますし、窓口のほうは多々相談を受けているような状態になります。  以上です。 110 ◯委員長(坂本夏樹君)  原環境生活課長。 111 ◯環境生活課長(原 弘美君)  ごみアプリのダウンロード数の予想というお話でございます。あるほかの北海道内のところなんですけれども、世帯数でいきますと大体3%程度という情報を得ておりました。今回うちの場合は千八百何がしということで、世帯数でいきますと、大体ごみを出されるのは世帯でどちらかの方が多いのかなということで、両方2人入れるというのはあまりないのかなということで世帯数で申し上げますと、約9%の世帯の方に導入していただいているということで、予想というのが、あまりしていなかったんですけれども、大都市の目標で、配布している実績の3%を超えればいいのかなとは思っていたんですけれども、やや1年たちまして9%ということでございます。今後もこの数字にということでなく、よりまだたくさんの方に、できれば100%というのが目標なんですが、世帯数で100%を目指していくように努力したいと考えております。  以上でございます。 112 ◯委員長(坂本夏樹君)  石垣委員。 113 ◯委員(石垣加奈子さん)  相談のほうですが、各委員につなげるということなんですが、そういった場合、また相談に別の日に来なければいけないのか、二度手間になるようなことはないのかというのを確認させてください。  ごみのアプリについては、大都市に比べてダウンロードの数が大きいということでしたが、周知方法については広報とかホームページ、広報も結構頻繁に載せていただいていますし、ホームページにも載っていますし、勝毎さんにも載っているのは見ました。  私が予算委員会か何かの中で、ごみ袋を売っているところにQRコードを載せるというようなことを提案したと思うんですが、それはその後検討されているかどうか確認させてください。 114 ◯委員長(坂本夏樹君)  原環境生活課長。 115 ◯環境生活課長(原 弘美君)  周知の方法なんですが、新たに印刷しているごみ袋の外装袋にはQRコードを入れさせていただいております。ただ、まだ在庫があるものに関しては前のままなんですけれども、順次全てのごみ袋にQRコードを入れさせていただく予定としておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 116 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 117 ◯町民課長(山本隆二君)  相談の件につきましてですが、こちらの窓口で相談を受け、さらに専門的な見地から再度人権相談とか法律相談とかに行ってもらったほうがいいなと思った方は、申し訳ないんですけれども、再度来ていただくような形にはなっております。ただ、最初のうちで相談受けた段階でかなり要旨を整理して確認して、前もって人権相談員にはそれを伝えておきまして、そこでの説明は簡潔にするような形で行っております。  以上です。 118 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  小澤委員。 119 ◯副委員長(小澤直輝君)  1点確認、質問いたします。医療費助成のところなんですけれども、乳幼児医療の助成、先ほど説明ありましたけれども、対象者数が4,178人ということでありました。このうち小学生はどのくらいいるのか、また、件数とか助成額、もし分かれば教えていただきたいと思います。お願いします。 120 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 121 ◯町民課長(山本隆二君)  小学生は2,245名と見ています。あと入院等非課税世帯が対象の中学生が35名おります。  以上です。 122 ◯委員長(坂本夏樹君)  小澤副委員長。 123 ◯副委員長(小澤直輝君)  小学生が今通院のところは1割ということで、住民非課税の世帯は無料なんですけれども、先日新聞等に、厚生労働省が9月の7日に、全国の1,741の市区町村の中で中学生の医療費助成が約5割、高校3年生が約4割というふうな形で結果なりました。大変小学生がそういった医療費助成するという部分では助かっているなという、あるんですけれども、実際に例えば中学校3年生までにこれを拡大するとなると、新たな予算が必要だと思うんですけれども、どのぐらいの予算が必要なのかというのをもし試算しているのであればお示しください。 124 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 125 ◯町民課長(山本隆二君)  今小学生、課税世帯1割自己負担、中学生は課税世帯は入院以外は何も助成がないんですが、それを中学生まで拡大したらという御質問だと思います。中学生まで合計した場合、担当のほうでは一応5,010万くらいの支出の増になるかと推計しています。この推計なんですが、申し訳ないんですけれども、昨年度がコロナの関係で医療費が下がっておりますので、一昨年のデータを基に作成しております。あとこのほかに、もし拡大するということになればシステム改修などの費用がかかるかと思います。  以上です。 126 ◯委員長(坂本夏樹君)  小澤副委員長。 127 ◯副委員長(小澤直輝君)  大きな予算がかかるということであるんですけれども、国のほうも、東京都もそうですけれども、今高校3年生の無償化に向けてということで動き始めているところなんですけれども、中学校の今3割ということで、3割と1割じゃ大分差がある部分ではあるんですけれども、今後のこの中学校の3年生までというのは、検討というのはする予定はあるのかどうか確認したいと思います。 128 ◯委員長(坂本夏樹君)  渡辺町民生活部長。 129 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  乳幼児等医療の助成ということで、これまでも、すぐに全部というのは難しいということもありまして、段階的に拡大をしてきた経緯で今に至っているということ。それで、小学生を自己負担を1割にしたという関係で約2千万円程度、去年は途中からなものですから、約2千万と。これが通年なら4千万だろうという押さえはあります。ですので、やっぱりここは財政状況というのが大きな一つの物差しになるのかなと思いますし、それから、子育て支援というメニューの中で、当然これも中には大きな要素と思います。そういった町全体として支援というのは何からやるのかといったそういった、私どもの部だけでなくて、全体的なものの中で考慮されていくものと考えております。  以上でございます。 130 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  山川委員。 131 ◯委員(山川秀正君)  2点お願いをしたいと思います。1点はマイナンバーカード、今年の8月末で1万2,216件ということでありますけれども、町民の先ほど28%ぐらいということでありましたけれども、このマイナンバーカード、今現在どういう活用がされているのかというところがぜひ知りたいと思うんですけれども、そういった点を明らかにしてほしいのと、もう一つは、マイナンバーカード普及促進という状況の中でいろいろな機能を付与するという動きがありますけれども、そういった今の時点での見通し等々についてお伺いをしておきたいと思います。  それから2点目は霊園に関わってなんですけれども、先ほどの報告によりますと総区画個数が3,085で、実際は今既に利用されているのが2,936ということですけれども、返還等々があってまだ340区画残っているというような状況が報告されていましたけれども、単純に区画数と今使っている分引き算すると149ですから、ということは200ぐらい返還がされているのかなと思うんですけれども、これは1年に果たしてどのぐらい返還されていてというのと、たまに聞かれるんですけれども、返還の費用といいますか、更地にするということが当然求められるので、そこの費用等々について町民の方から相談を受けたりするんですけれども、そこら辺については町としては一切関わっていないのか、もしそういう部分で関わって、更地にする費用が少しでも安く上がるということがあるんであれば、それも大事な取組かなというふうに思うんですけれども、その点についても併せてお願いをしたいと思います。  それで、最後にといいますか、霊園に関わっては合同納骨塚の話が進んでいるかと思いますけれども、今の現状の到達点等々で報告できることがあったらお願いをしたいと思います。 132 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 133 ◯町民課長(山本隆二君)  1点目のマイナンバーカードの利用の件につきましてですが、現状であれば電子で確定申告を行う際に使用できることとか、あと本町であれば住民票、印鑑証明書のコンビニ交付等に対応しているような形になっております。今後の利用に関してなんですが、国のほうでは、本年10月からと言われていますけれども、健康保険証の利用、あと令和6年度末までに運転免許証との一体化というふうな形で言われています。あとその他では在留資格の一本化等々、今ちょうどデジタル庁ができたかと思うんですけれども、そちらのほうで言われております。  以上です。 134 ◯委員長(坂本夏樹君)  原環境生活課長。 135 ◯環境生活課長(原 弘美君)  音更霊園の返還の状況でございます。過去3年間の状況を報告させていただきますが、平成30年度が15区画、令和元年度が30区画、そして昨年度、令和2年度が18区画ということで、多少年度によってばらつきはあるんですけれども、ここ何年かは15区画以上の返還がございます。  それと撤去の費用につきましては、墓石屋さんで撤去をしていただくということになりますので、各墓石屋さんによって費用が異なります。それと、規格の墓所、それから自由の墓所ということで大きさもかなり異なるものですから、御相談があったときには墓石屋さんに御確認くださいということで御返答をさせていただいております。  以上です。 136 ◯委員長(坂本夏樹君)  渡辺町民生活部長。 137 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  合同納骨塚の今の状況ということで、本年の4月に霊園のある地域の皆様の御理解をいただいたということもありまして、当初計画どおり音更霊園の中に設置するということで進めております。それで、前回の臨時会で補正予算をお認めいただきまして、今は設計を行っていると。それで、来年度中の整備、それから供用開始を目指しているという状況でございます。また、今後所管の委員会のほうにいろんな条件とか、いずれにしても霊園の条例改正も同じになってきますので、それを来年の6月定例会というスケジュールを作っておりますので、それまでにはそういった要件的なものも整備していくというような流れでございます。 138 ◯委員長(坂本夏樹君)  山川秀正委員。 139 ◯委員(山川秀正君)  墓所の関係については理解をいたしました。  それで、マイナンバーカードの部分で今説明をお聞きしますと、国保の保険証、それから免許証等々ということで、そういう機能が付与される等々の説明がありましたけれども、マイナンバーカードを取得しないことによって不利益が発生するということは実際問題はあってはならないことだというふうに思うんですけれども、その点については当然行政としては配慮をして今後も行っていくというふうに理解はしておりますけれども、利用等々についてお聞きをしても、戸籍住民票等々のコンビニ交付が886件、諸証明のコンビニ交付が837件ということであります。あと税金の申告においてマイナンバーカードが必要ということでありますけれども、特に電子申請等々をする場合はそれがないとできないということですけれども、当然そういった点では普及を図る側にとってはいろいろな便宜を図るということもあるかと思いますけれども、個人情報保護という視点からどうしても懸念を持っている住民の方も大勢いらっしゃるという状況の中で、ぜひそういったいろんな機能を付与しても不利益が生じないという点で今後とも取組を求めておきたいと思います。  以上です。 140 ◯委員長(坂本夏樹君)
     渡辺町民生活部長。 141 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  不利益を生じないようにということでございます。今回の神長議員の一般質問でもありましたけれども、デジタル庁ができて今デジタル化が進んでいく中で、マイナンバーカードを持っていないとやっぱりこれは難しくなるなというのが今後もっと増えてくることも考えられます。ただ一方、おっしゃるとおり、カードを持てない人、操作できない人に対しても当然我々窓口としてもそのケアは必要だというふうに十分認識しておりますし。ただ、結果的にはカードを持たなければできないことが増えてきているのも事実でございますので、ですから、普及に努めるとともに、カードを持たない人に対してのケアもしっかりと行っていくつもりでございますので、よろしくお願いいたします。 142 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。 休憩(午前11時52分) 143 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員を御指名する前に昼食のために休憩をしたいと思います。午後の再開を13時といたします。 再開(午後 0時57分) 144 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  松浦委員。 145 ◯委員(松浦波雄君)  2点あるんですけれども、先ほども出ておりましたが、乳幼児等の医療費、これで確認したいんですが、小学生については2,200名が対象というような回答があったと思うんですけれども、この制度につきましては、令和元年の8月診療分から、子育て支援の一貫として、課税世帯の小学生に対して通院医療費の一部を助成していたと。令和2年度から、それまでの制度を拡大して行っていると。令和2年度から1年間を通しての助成対象となったと思うんですけれども、先ほどもありましたように小学生が2,200名ということでありますが、そのうちの課税世帯の分、制度を拡大した分、これについての、それはどのような数字になっているのかというのについてお答えください。  そして、通院等の支援、助成になるんですけれども、これについて、例えば歯医者、これも対象なのか。あと調剤、薬のほう、これも対象となっているのかどうかも確認したいと思います。  2点目が、これも出ていたと思いますが、ごみアプリなんですけれども、これがどれぐらいのダウンロード数があったのかというの、これについてもお答えください。 146 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 147 ◯町民課長(山本隆二君)  まず1点目の乳幼児の課税世帯の要は拡大した分の対象者数なんですが、2,204名なっております。医療助成の対象のほうなんですが、健康保険の対象になっているものは全て対象になります。歯科、調剤、あと訪問看護等々、全て対象になっております。  以上です。 148 ◯委員長(坂本夏樹君)  原環境生活課長。 149 ◯環境生活課長(原 弘美君)  ごみアプリのダウンロード数なんですが、8月末現在でございますが、1,898件でございます。  以上です。 150 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 151 ◯町民課長(山本隆二君)  拡大分の助成額の分ですね。ちょっとお待ちください。すみません。2,370万8,465円が拡大分の助成額になります。  以上です。 152 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 153 ◯町民課長(山本隆二君)  診療対象は歯科も調剤も含みます。それ別の助成額ということでしょうか。対象は、健康保険の対象になっているものが全て対象になります。  以上です。 154 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員。 155 ◯委員(松浦波雄君)  ひょっとして私の認識が違うのかもしれませんが、令和元年8月から支給対象を拡大したんです。それでそれまでと、その2,200名のうち、その拡大した分は何名ですかというのをまず確認したかったんです。そしてそれが、拡大した金額が2,200万ということで、それまでも非課税世帯には小学生に対してもやっていたと思う。課税世帯に対して3割負担のところを2割助成して1割負担になったと思うんですけれども、それが何名でしょうかというふうな質問なんですが。 156 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 157 ◯町民課長(山本隆二君)  すみません、拡大して助成した分の人数は2,144名になります。小学生の全部が2,245名ということになります。  以上です。 158 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 159 ◯町民課長(山本隆二君)  何回もすみません。拡大した分の人数が2,144名で、金額は2,370万8,465円になります。大変申し訳ありません。  以上です。 160 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員。 161 ◯委員(松浦波雄君)  了解しました。かなり多くの子どもたちがその支援を受けたと。恩恵を受けたということは確認できました。これについては、拡大した分の所得判定については前年度分の所得に基づいてやっていると思うんですけれども、例えば今こういうコロナで所得が急激に激減したというようなこともあると思います。そのときの子どもたちへの支援の対象、1割負担かもしれませんが、それがゼロ割、全額負担となるとやはりちょっと違うと思うんですけれども、要は、例えばこういうコロナなんかで所得が激減したというようなときに、その年度の分は何か救済するような措置とか何かあるんでしょうか。 162 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 163 ◯町民課長(山本隆二君)  あくまでも前年の所得を参考にしておりますので、今年度急激に所得が下がった方に対する救済措置の制度は今のところございません。  以上です。 164 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員。 165 ◯委員(松浦波雄君)  これについても何らかの救済措置があればいいのかなという、お願いしたいなと思うんですが、何かあります? これについてはよく検討してほしいなと思います。  ごみアプリについては、最近私も今日何曜日かなとよく分からんときがあるんですけれども、ごみ出しを見るときにこのごみアプリというのは非常に便利なもので、非常にいいなと思っておりますので、これも普及拡大に向けてやってほしいなということを要望いたします。  以上です。 166 ◯委員長(坂本夏樹君)  渡辺町民生活部長。 167 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)  先ほどからコロナのような緊急時の支援と。医療費については課長が答弁したとおりなんですけれども、健康保険として捉えた場合、国保であれば保険料の軽減制度とか、あと去年今年はコロナ減免といったものもございますので、そういった全方位的に救済の制度はございますので、その辺は御理解いただきたいと存じます。 168 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  神長委員。 169 ◯委員(神長基子さん)  1点お伺いいたします。消費生活相談のところなんですけれども、令和2年度については301件の相談があったということでございますが、このうち女性の相談というのは割合としてどういった構成になっているのかお伺いいたします。 170 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 171 ◯町民課長(山本隆二君)  消費生活相談の割合なんですが、301件のうち女性は147件になっております。あと男性が142件で、団体が8件、あと不明が4件あります。だから割合にするとおよそ半々ぐらいなのかなというふうに押さえております。  以上です。 172 ◯委員長(坂本夏樹君)  神長委員。 173 ◯委員(神長基子さん)  ありがとうございます。半分ぐらいということでありました。私が関わったケースで、女性の方だったんですけれども、非常に相談内容がデリケートな問題で、女性特有のといいますか、そういった問題があったときに、誰にどこに相談しに行けばいいのかというのでちゅうちょされていたと。分からない中で、その方はネットでいろいろ調べたんです。調べて、その中から情報を拾ってそれこそ救済措置を求めたんですけれども、その相談先もまたちょっとブラックな、そういうようなところで、あっという間に債務が膨らんでいくというような事例に私自身が遭遇したんです。  消費生活相談ということで、日常的にきめ細やかな相談に応じていただいているとは思うんですけれども、女性の方が気軽に相談できるような体制ということでの工夫というのはこの消費生活センターのほうでどのようにされているかというのをお伺いしたいと思います。 174 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本町民課長。 175 ◯町民課長(山本隆二君)  女性に対してどのような形で対応をしているかという感じの質問だと思うんですが、一応相談員3名おりまして、2名は女性の方になっております。なので、女性の方が対応できるので、そういう面ではきめ細やかに対応できるのかなとは思っています。ただ、そのほかの、例えば時間帯だとか相談場所がどうこうとかという内容になりますと、すみません、ちょっと私が今把握していないものですから、もし何か内容というかありましたら、センターのほうといろいろ確認してみて対応していきたいなとは思っております。  以上です。 176 ◯委員長(坂本夏樹君)  神長委員。 177 ◯委員(神長基子さん)  委託の事業でございますので、具体的なところはここではなかなか難しいとは思いますが、昨年の決算のときも消費生活相談ということで幾つか質疑をさせていただきました。その中で、こういった消費者被害に関しては、予防という観点と、被害に遭った場合に早期に救済につながる、何か支援につながるという、そういった二つの観点で対応していくことが必要になってくるとは思うんですけれども、昨年のときは、そのネットワークを強化するということで、民生委員さん等との連携で啓発活動を行った中でそういった強化の方向を考えているというような御答弁をいただきました。  昨年に当たっては、こうした民生委員さんの活動そのものが縮小せざるを得ないような状況がありましたし、まして直接相談に行くということも、緊急事態宣言等もございましたし、そういった中で、対面でのキャッチするということが、相談する側もされるほうもそうですけれども、双方にとって非常に困難な状況があったのかなというふうに思います。  今後これがどういった中で改善されていくのかというのは、当然センターのほうのお考えもあると思いますけれども、体制の強化というところは、特に女性の相談というのが、件数的には半数といいながらも、やはり特有のデリケートな問題というのが生じやすいのではないかというふうに考えますので、ここの強化というのは改めて求めておきたいと思います。  以上です。 178 ◯委員長(坂本夏樹君)  渡辺町民生活部長。 179 ◯町民生活部長(渡辺 仁君)
     コロナ禍の相談ということで、御指摘のとおり、なかなか例年と比べて対面が難しいとか、その辺はセンターのほうも感染対策なり講じながら進めてきたところでもございます。今も現在行っております。おっしゃるとおり、そういった中で、特に女性の関係もそうですけれども、いかに相談の環境をよくするかと。環境整備といいますか、そういったことをセンターのほうと十分協議して進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 180 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 181 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 1時11分) 182 ◯委員長(坂本夏樹君)  説明員入替えのため休憩します。 再開(午後 1時14分) 183 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  第6款産業振興費を議題とします。  説明を求めます。  井原経済部長。 184 ◯経済部長(井原愛啓君)  それでは、6款産業振興費について御説明いたします。決算書の109ページ、110ページをお開き願います。なお、別冊の決算に係る主要な施策報告書の17ページから26ページ、決算参考資料の19ページから20ページにつきましても併せて御参照をお願いいたします。  それでは、1項農業費、1目農業振興費でございます。備考欄に記載した項目の主なものにつきまして御説明いたします。  農家経営対策費といたしまして、農業経営基盤強化資金から、令和2年度新型コロナウイルス感染症に係る農業経営維持資金まで、計338件の利子補給を行っております。  三つ飛ばしまして、人・農地プラン関連事業費につきましては、人・農地プラン検討会開催に伴う委員の報酬のほか、新規就業者への支援である農業次世代人材投資資金(経営開始型)として2名への給付を行いました。  環境保全型農業直接支払対策事業につきましては、化学肥料、農薬の5割低減などの取組に対し支援する交付金で、123戸、2,062.63ヘクタール取り組まれております。  農業再生協議会交付金につきましては、経営所得安定対策を円滑に実施するための事務交付金のほか、農業後継者確保対策事業として、新規就農を目指す若者等の基礎研修受入協力金及び研修手当2名分と事業推進員賃金1名分などとなっております。  産地生産基盤パワーアップ事業補助金につきましては、音更町ICT農業推進協議会を取組主体として、GPS自動操舵システムを令和元年度と2年度の2か年で導入したもので、令和2年度は185台の導入に対して補助しております。  大豆生産地域活性化対策事業補助金につきましては、大豆生産に係る病害虫、ダイズシストセンチュウの発生を抑制する取組に対して補助しているもので、18戸、103.39ヘクタールで取り組まれております。  畑作構造転換事業補助金につきましては、省力作業機械、バレイショ抵抗性品種の導入等に対して支援するもので、11件に補助しております。  農業後継者農村定住促進事業奨励金につきましては、農村地域に住宅を新築または購入をして居住を開始した農業後継者に対し奨励金50万円を交付するもので、5件となっております。  次に、2目畜産業費でございます。  町有牧場管理委託料につきましては、大牧、北誉、長流枝の3牧場の管理委託経費で、入牧期間は5月14日から10月29日の169日間、入牧実頭数610頭、延べ頭数にして8万875頭の受入れを行っております。  111ページ、112ページをお開き願います。  公共育成牧場施設等管理費につきましては、大牧牧場等町有3牧場に係る修繕等維持管理費でございます。  農業公社貸付肉用牛償還金及び管理料につきましては、肉用牛の生産基盤の維持強化を図ることを目的に、肉用牛等繁殖牛への新規参入や繁殖牛群の改良のために生産者が導入する優良雌牛を北海道農業公社から市町村を介して生産者に貸し付ける事業で、貸付けを受けた優良肉用牛の償還と償還利息及び管理料であります。  乳牛検定事業補助金につきましては、酪農経営の安定化を図るための乳牛検定事業補助でございます。事業実施戸数は51戸であります。  酪農ヘルパー活動事業補助金につきましては、周年拘束性の高い酪農業者の休日確保を図り、ゆとりのある生活を実現するため、音更町デイリーサービスに対する助成で、利用件数515件、総利用日数1,197.5日となったところでございます。  家畜衛生推進協議会補助金につきましては、家畜伝染病予防及び防疫対策を推進するための音更町家畜衛生推進協議会の補助で、牛5種不活性化予防注射3,827頭など、家畜伝染予防対策を行っております。  二つ飛びまして、家畜防疫対策事業費につきましては、公共育成牧場入牧前に両農協が実施する牛ウイルス性下痢・粘膜病の検査833頭分に対する補助等でございます。  次に、3目産業連携推進費でございます。  地場産品消費拡大推進事業費につきましては、農畜産物の消費拡大を図るため、アスパラ、ブロッコリー、長芋などを町内の小中学校及び保育園の給食用食材として、町と両農協の3者で提供する事業を実施しております。  ふれあい交流館管理費につきましては、管理委託料のほか、施設管理に要する維持管理費で、利用者数は、新型コロナウイルスの感染拡大防止による休館により、前年度の2分の1以下の4,878人となったところでございます。  道の駅整備事業費につきましては、令和2年度と令和3年度の継続事業で、令和2年度分の道の駅建設工事及び工事監理委託業務を実施しております。また、本事業の実施に当たって国から交付を受けた地方創生拠点整備交付金を基金に積み立てております。  産業振興支援事業補助金につきましては、新製品及び容器包装等のデザインに係る事業2件、起業及び新産業・地域ブランド創出事業2件、計の4件の事業に補助をしております。  食育地産地消計画作成推進費につきましては、音更町第3次食育地産地消促進計画の策定に係る費用で、令和3年度策定に向けて作業に着手しております。  食育地産地消連携事業推進費につきましては、調理加工教室の開催のほか、音更町食のモデル地域実行協議会の事業費補助で、令和2年度は加工教室8回を実施しておりますが、新型コロナウイルスの影響により、おおそでくんキッチン等の開催を中止しております。  113ページ、114ページをお開き願います。  4目の農業委員会費につきましては、後ほど農業委員会事務局長より御説明させていただきます。  続きまして、2項林業費、1目林業総務費でございます。  オサルシナイ林間広場維持管理費につきましては、林間広場の施設解体の際に確認されたPCB廃棄物の処理のほか、草刈りを実施したところでございます。  未来につなぐ森づくり推進事業補助金につきましては、造林や木材資源循環のため、造林事業31件、71.71ヘクタールの実施に対する補助でございます。  森林環境保全整備事業補助金につきましては、森林の多面的な機能の維持推進を図るため、私有林の間伐、下刈り、保育間伐62件、170.13ヘクタールに対する補助でございます。  林業緑化推進事業補助金につきましては、町有林に植栽を行った林業事業者に対し、苗木1本につき20円を補助し、賃金に上乗せしようとするもので、林業従事者の所得向上を図ろうとするもので、町有林2万7,110本、保安林2万9,580本を行っております。  森林経営管理調査事業費につきましては、森林経営の意向調査に先立ち、森林所有者等を調査し、林地台帳を更新する業務を行っております。  森の輪贈呈事業費につきましては、木に親しみを持ってもらうため、赤ちゃんの誕生祝いの品として、町内のシラカバで作成した木造の輪の贈呈を行っております。  有害鳥獣駆除対策費につきましては、農産物に被害を与える有害鳥獣駆除の協力に対する猟友会への交付金、キツネ、鹿、アライグマ、鳥類の捕獲費のほか、カラスの巣撤去委託料、鳥獣被害対策実施隊の報酬でございます。  森林環境事業基金積立金につきましては、国から譲与された森林環境譲与税を積み立てたものでございます。  森林整備担い手対策推進事業費につきましては、森林作業員の福利厚生に必要な経費を事業主に助成したものでございます。  次に、2目町有林管理経営費でございます。  町有林造林事業費につきましては、地拵20.02ヘクタール、新植26.17ヘクタール、下刈77.85ヘクタール、補植18.69ヘクタールなどを実施いたしました。  町有林保育事業費につきましては、間伐11.39ヘクタールのほか、伐採調査などを実施いたしました。  続きまして、3項土地改良費、1目耕地管理費でございます。  土地改良事業年賦償還金につきましては、国営事業負担金1件の償還金でございます。  115ページ、116ページをお開き願います。  用水路等維持費補助金につきましては、土地改良課が維持管理する用水路の維持管理費のほか、伊忽保第3頭首工及び第2取水口撤去費への補助でございます。  小規模土地改良事業補助金につきましては、補助事業以外の小規模な土地基盤整備で、客土、農地保全、暗渠排水等166件に対し補助したものです。  二つ飛びまして、多面的機能支払事業費につきましては、31組織、1万9,037ヘクタールの地域の共同活動に係る活動組織への交付金等でございます。  次に、2目耕地整備費でございます。繰越明許費4,393万9千円につきましては、令和2年度の国の補正予算による道営畑総事業の3地区における明渠排水路工事の負担金で、年内での完了が見込めないため、翌年度に繰越したものです。  道営土地改良事業負担金につきましては、道営土地改良事業3地区分の町及び受益者負担金並びに土地連負担金でございます。  道営土地改良事業関連調査計画費につきましては、道営畑総事業に係る(仮称)南中音更地区基礎調査資料作成委託料、中士幌1地区環境状況調査委託料などであります。  次に、3目農道整備費でございます。ふるさと農道緊急整備事業費につきましては、南中音更、南柏北2線道路1,293メートルの舗装工事を実施したものであります。  続きまして、4項商工観光費、1目商工振興費でございます。  最後の行になりますが、音更町商工会補助金につきましては、商工会に対する人件費等の運営補助で、年度末会員数は631事業所で、組織率は71.1%と報告されております。  117ページ、118ページをお開き願います。  事業所立地奨励補助金につきましては、IC工業団地等に立地した事業所に対し固定資産税相当額を補助するもので、12事業所に補助しております。  工業団地土地購入資金利子補給金につきましては、IC工業団地の土地購入資金の融資を受けた事業所への利子補給で、8事業所に対し利子補給をしております。  商工業振興資金利子補給金につきましては、運転資金、設備資金等を借りている75事業所に対し、保証料補給91件の実績となっております。  商工業振興資金貸付金につきましては、商工業振興資金融資の融資利率を低減させるため平成25年度から預託金方式にしたもので、預託金の4倍を融資枠としているところであります。なお、貸付金は、年度末に町へ諸収入として返還されております。  中小企業退職金共済掛金助成金につきましては、退職金の共済制度の加入促進を図るため、退職金共済契約をし掛金を納入している事業者に対してその一部を3年間助成するもので、89事業所で、対象従業員費が598名となっております。  雇用増に伴う助成金につきましては、IC工業団地に立地した事業者への雇用増に対する助成金ですが、令和2年度は1事業者6人の実績がありました。  空き店舗活用事業補助金でありますが、町内商店街及び地域の活性化を図るため、町内全域を対象とし、空き店舗を買い取り、または借りて創業等をする者に対し、改修費及び家賃を補助するものでありますが、令和2年度は4事業者が対象となっております。  UIJターン新規就業支援事業移住支援金につきましては、地方創生推進交付金を活用したUIJターンによる就業者の創出等を図ろうとするもので、令和元年度中に本町に移住された1世帯に対する支援金となっております。  以降は、新型コロナウイルス感染症による影響を受けた事業者等を支援するための事業となっております。  おとふけ飲食店応援クーポン券事業につきましては、町民1人当たり500円、2枚で千円分の飲食店応援クーポンを配布し、110店舗が参加し、利用枚数は7万7,809枚となっております。  音更町飲食店給付金につきましては、町内の飲食店に1店舗当たり5万円を給付するもので、139件に給付しております。  音更町休業協力・感染リスク低減支援金につきましては、北海道の緊急事態宣言に伴う支援金に上乗せして10万円の支援金を給付するもので、105件に給付しております。  音更町中小企業者等事業継続給付金につきましては、売上げが減少した事業者等に対し、法人50万円、個人30万円の支援金を給付するもので、法人309件、個人事業主521件に給付しております。  音更町飲食店等緊急支援金につきましては、年末年始の売上げ減少の影響を受けた飲食店等に対し20万円の支援金を給付するもので、105件に給付しております。  次に、2目労働諸費でございます。労働相談業務費につきましては、労働者の生活安定、福祉向上を図るため、相談員2名に委嘱し相談業務を定期的に実施し、30件の相談を受けております。  次に、3目観光費でございます。  観光宣伝費といたしまして、新聞、雑誌等への広告掲載、パンフレットの作成など実施したところでございます。令和2年度の観光客入込数は89万5,700人、延べ宿泊数は20万500泊、うち外国人延べ宿泊数は22泊で、新型コロナウイルスの感染症の影響により、前年度より大きく減少しております。  三つ飛ばしまして、ガーデンスパ十勝川温泉道の駅登録関係費につきましては、道の駅の案内標識設置工事を実施したほか、オープニング事業に対する補助を行っております。  音更町十勝川温泉観光協会補助金につきましては、観光振興のため補助しているもので、年度末会員数は87名となっております。  花風景ハナックと花ロード事業から十勝川白鳥まつりの各種イベントへの補助金につきましては、各実行委員会が実施しておりますイベント補助でございます。  二つ飛びまして、音更町観光振興事業補助金につきましては、音更町十勝川温泉観光協会が実施した2次交通対策事業に対する補助金で、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症経済対策として、札幌及び旭川と十勝川温泉を結ぶバス事業を追加しております。札幌便で2,309泊、旭川便で1,107泊、帯広駅から十勝川温泉間の路線バス無料化事業で3,080泊の利用があったところでございます。  音更町・池田町広域連携観光推進事業費につきましては、音更町、池田町両町の観光協会と商工会、音更町物産協会、十勝川温泉旅館協同組合で構成される協議会を事業主体とし、地方創生推進交付金を活用した観光資源、食の高付加価値化による広域観光ルートの創出ブランド事業を5年間の事業期間として行うもので、令和2年度は最終年度となり、食の魅力向上対策事業などを実施しております。  音更町宿泊助成事業につきましては、新型コロナウイルス感染症経済対策として、十勝管内の在住者、時期によっては道内在住者を対象に2千円または4千円の補助を行ったもので、4万6,941泊の利用があったところでございます。  音更町宿泊施設事業継続支援給付金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で宿泊者数が減少し重大な損失を受けた観光宿泊施設に対し、宿泊定員1人につき5千円を給付したもので、13施設の利用があったところでございます。  119ページ、120ページをお開き願います。  地域おこし協力隊起業等支援事業補助金につきましては、令和元年度まで地域おこし協力隊員として観光振興に取り組んでいた石黒氏の任期が満了となり、任期満了以降も本町にとどまり、サイクルツーリズムに関する分野で起業することから、これに要する経費に対し補助金を交付したものでございます。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどをよろしくお願いいたします。 185 ◯委員長(坂本夏樹君)  次に、農業委員会所管分について説明を求めます。
     福井農業委員会事務局長。 186 ◯農業委員会事務局長(福井明宏君)  それでは、引き続き農業委員会所管に関する事項につきまして説明させていただきます。決算書の113ページ、114ページをお開き願います。  4目農業委員会費でございます。農業委員19名分の報酬と費用弁償を含む活動旅費、農地基本台帳・農地地図システム保守及び地番図データ更新等に関する委託料、農業後継者推進協議会ほか関係する2団体への補助金及び負担金であります。  以上説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いします。 187 ◯委員長(坂本夏樹君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  阿部委員。 188 ◯委員(阿部秀一君)  2点ほどお伺いさせていただきたいと思います。  まず1点目でございますが、114ページの2項林業費の1、林業総務費の中の有害鳥獣駆除対策費でございますけれども、こちら内訳としまして農地のキツネ、鹿、アライグマ、カラスなどの駆除に執行されたとお伺いいたしました。こちら農地以外の林地もこういったキツネだとか、あるいはネズミ、こういった駆除も使われたのかどうか教えていただければと思います。  あともう一点なんですけれども、118ページの3番目の3目観光費の下のほうの音更町宿泊助成事業費でございます。昨年私も家族で、そして今年は新人議員の皆様と実際にこちら利用させていただいておりますけれども、この投下した事業を実施した前の段階とこの事業を実施した後とで情勢に、もし数字で分かりましたら、変化が起きたのかどうか。先ほど泊数はお聞きしたんですけれども、もしパーセンテージなりでお分かりになれば、教えていただければと思います。  また、こういったような事業につきましては他団体におきましても取り扱われているとお聞きしておりますので、分かる範囲内で結構なんですが、他団体との比較でどのような状況なのかお答えいただければと思います。  以上です。 189 ◯委員長(坂本夏樹君)  早苗農政課長。 190 ◯農政課長(早苗光徳君)  それでは第1点目の有害鳥獣の駆除に関する御質問でございます。毎年農業被害というのが多く発生しておりまして、把握しているだけでは鹿、キツネ、カラス等による被害、農家さんに毎年、自己申告ではありますが、どのぐらいの被害がございますかということを申告していただいて取りまとめてございます。ただ、この中にはネズミ等小動物による被害というものは入っておりません。恐らく食害ということで樹木をかじったりですとかそういう被害は、軽微ではありますけれども、実際には被害はあるだろうということは認識をしてございます。ただ、ネズミに関しましては、毎年殺そ剤を散布しましてネズミの駆除を行ってございます。  以上でございます。 191 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本商工観光課長。 192 ◯商工観光課長(山本智久君)  おとふけ割の関係でございます。前と後でのパーセンテージの比較という話ですけれども、前というのは恐らくおとふけ割をやらなかった場合こうだったろうとか、やった場合こうだったろうとかということだと思うんですけれども、やらなかった場合どうだとかというデータは、すみません、持ち合わせていないんですけれども、決算に係る主要な施策報告書の25ページで、観光客入込者数の宿泊客が20万500人ということで御報告させていただいてございます。この20万500人というの、令和元年度、一昨年の数字と比較すると大体52%ぐらいの数字になってございます。  この20万500人、52%という数字がどうなのかということなんですが、観光協会のほうでほかの観光地の数字を調べていただきまして、実は層雲峡温泉は令和元年度と比較して35%だったと。それから定山渓温泉は36%で阿寒湖が45%だったと。大体対前年4割ぐらいの数字のところを音更町については52%まで持ってこれた。単純に計算すると10%多かったとすると、大体4万人ぐらいですか、それぐらいの数字の効果があったのではないかなというふうに思いますけれども、少なくともおとふけ割あるいはモール温泉号の事業を行うことで、他の温泉地よりはかなりいい数字を確保することができたと。  ただ、観光入込のこの数字を見ても分かるんですけれども、道外客、それから外国人客については非常に少ない数字ですので、今後もこの辺が課題なのかなというふうに思ってございます。  以上です。 193 ◯委員長(坂本夏樹君)  阿部委員。 194 ◯委員(阿部秀一君)  先ほどのネズミの殺そ剤の散布についてはよく分かりました。  観光のほうでございますけれども、他団体と比べて10%以上大きな数字の実績として現れているところであるとお聞きいたしましたので、こちら、今後もいろいろ、十勝川温泉旅館組合の方々、あるいは他の温泉の方々とも今後いろいろなお話をお伺いしていただきながら、そのニーズに合わせて肌感覚で、先日町長も現場主義ということをおっしゃっておられましたので、現場主義でいろいろお話をお伺いしながらその動向を見て、幅広く全町的な対応が求められる大きな事業であると思うんですけれども、これからもまた宿泊の状況に応じて推進していただきますよう要望して終わります。 195 ◯委員長(坂本夏樹君)  早苗農政課長。 196 ◯農政課長(早苗光徳君)  申し訳ございません、1点目の有害鳥獣の件でちょっと補足をさせていただきますが、有害鳥獣のこの決算額につきましては、鹿、キツネ、アライグマそれぞれ1頭当たり、鹿ですと1万円、キツネですと3,500円、アライグマが3,500円、それから鳥類に関しては一式ということで、これらに係る交付金が518万9,500円という支出になってございます。  そのほかヒグマ捕獲センターの報酬ですとか鳥獣被害実施隊の報酬等が主なものでございまして、先ほど申し上げました殺そ剤の関係につきましては、この有害鳥獣駆除対策費ではなくて、町有林管理経費のほうから支出をしてございます。  それで、先ほど申し上げました被害の関係につきましては、鹿、キツネ、カラス等、申告によって把握はしておりますが、多くは作物ごとにどれだけ影響があったかということのほかに、子牛等の食害といいますか、キツネにちょっと被害を受けたというものも若干含まれてございます。  以上でございます。 197 ◯委員長(坂本夏樹君)  宮原副町長。 198 ◯副町長(宮原達史君)  宿泊助成事業、おとふけ割の件で御質問いただきましたけれども、いただいた御意見、しっかりお聞きいたしました。実はこれからも、今回緊急事態宣言が9月30日までということで、報道によりますと解除の可能性もあるのではないかという状況です。この後また温泉のほうもこの秋、本来であればいい季節で、集客をいっぱい望めるような時期なんですけれども、これを少しでも、ずっとマイナスですから、そのマイナス分を少しでも取り戻せるようなというか、少しでも上向きになるような事業というのは考えていきたいと思っています。  時期的にはすごく難しい、今までもこの1年間、1年以上ですけれども、緊急事態宣言だとかいろんな状況に応じて、解除になったり、それから実施したり実施中止したり、そんなこともありましたけれども、その辺も来週補正予算の中で御提案申し上げたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。 休憩(午後 1時52分) 199 ◯委員長(坂本夏樹君)  ここで休憩といたします。10分程度。 再開(午後 2時01分) 200 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  ほかに質疑ありませんか。  平子委員。 201 ◯委員(平子勇輔君)  商工観光費、地域おこし協力隊起業等支援事業費についてです。サイクルツーリズムを中心とした自転車屋さんを開業するということだったと思います。昨今町の自転車屋さんが減少し、高校生など修理に困っているという話を聞きますし、複合商業施設内の自転車屋さんにパンク修理を頼むと1週間かかりますというふうに聞きますので、非常に楽しみにしていたところです。そこで、元協力隊の方のお店がそろそろ開業しているのかなと思って調べたんですけれども、なかなか探せなかったものですから、今どのような状況なのか、把握していればお伺いします。 202 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本商工観光課長。 203 ◯商工観光課長(山本智久君)  昨年の3月で地域おこし協力隊が終わりました石黒大介さんのことかと思います。石黒さんは去年の3月で地域おこし協力隊が終わりまして、そして、先ほど説明でもありましたけれども、サイクルツーリズムに関することで起業をするということで、起業の関係費100万円を支出したところであります。これは起業に使う、起業が自転車の観光のガイド、それから出張修理、出張の自転車修理をメインにするということだったものですから、それに係るワゴン車ですとか工具に関しての費用ということで補助金を支出してございます。私どもも、せっかく音更に残っていただいたということで非常に気にして、時々連絡を取ってございます。  まず、その調べれなかったというお話なんですけれども、石黒さんについては、今セカンドステージという名称で個人事業主として起業をして自転車に関することを行ってございます。フェイスブック持っていますので、フェイスブックには電話番号も記載されておりますので、セカンドステージで検索していただければ出てくるのかなというふうに思います。  最近は、お話聞いたんですけれども、やっぱりコロナの関係で、本来やりたいと思っている観光ガイドの、自転車のガイドの仕事がなかなかなくて、出張修理がメインになっていると。帯広駅のバスターミナルの中に「りくる」というレンタサイクルやっているんですけれども、そこの出張修理を請け負ったり、それから、先ほど委員おっしゃっていたように、地域協力隊のときのつながりで電話がかかってきて出張修理を頼まれていると。先ほどお話ありましたように、なかなか今パンク修理してくれるところがなくて、頼まれることも多いというふうにもお聞きしてございます。  あと、今年トカプチ400のナショナルサイクルルート選定されましたけれども、そのときも、ちょうど5月の連休頃に選定委員が東京から来て現地視察しているんですけれども、そのときもそのつながりで頼まれて一緒にそのルートを走ったと。選定委員の方と一緒にルートを走って御紹介したということもお聞きをしてございます。  それから、先月、8月に役場に来ていろいろお話ししていたんですけれども、そのときも、今役場の中に地域協力隊2人いらっしゃるんですけれども、その2人の方と3人でしばらくお話しされていまして、恐らく地域協力隊として、先輩としていろんなアドバイスを現役の方にしていただけたのかなというふうに思っております。  いずれにしても、地域協力隊は、もともと地域の協力活動をしながらその地域への定住や定着を図るという目的で地域おこし協力隊を行っておりますので、まさしくそれを体現しているような方であります。私どももこれからも見守って、できる限りフォローしていきたいなというふうに、そのように考えてございます。  以上です。 204 ◯委員長(坂本夏樹君)  平子委員。 205 ◯委員(平子勇輔君)  商売されているんだなということで、出張がメインで、フェイスブックとかで広がっているということなんだと理解しました。今後店舗を持つとかというような予定みたいなものというのはあるんですか。 206 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本商工観光課長。 207 ◯商工観光課長(山本智久君)  店舗を持つという話はちょっと正直聞いてはいないです。実質1人でやっていますので、身軽に1人でやっているのがいいのかなというふうにも思いますけれども、今度来たときに、そういう予定があるのかどうなのかちょっと聞いてみたいなというふうに思いますけれども、今の段階ではそういう話はちょっと聞いていないというところでございます。 208 ◯委員長(坂本夏樹君)  平子委員。 209 ◯委員(平子勇輔君)  状況は把握しました。本人の希望とか本心とかいろいろおありのことだと思いますので、町としてどう関わるとかサポートするというような部分がなかなか難しいところなのかなとも思いますが、御縁があって音更町に住まわれて商売をされていらっしゃるので、ぜひ多くの町民の方に知ってもらって利用してもらって、愛されるお店になればいいなと。感想にとどめて質問を終わります。 210 ◯委員長(坂本夏樹君)  井原経済部長。 211 ◯経済部長(井原愛啓君)  今、委員から御質問いただいたように、まず、石黒さんがそういった店を展開しているということもなかなか情報をつかめないということもございますので、うちのホームページ等を使えるか、そういった隊員等が町でこういう活動をしていますよという形で皆さんに周知できるような形もちょっと今後検討してまいりたいと考えていますので、御理解いただきたいと思います。 212 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  神長委員。 213 ◯委員(神長基子さん)  林業のところで森林環境事業基金の積立金の説明がございました。森林環境譲与税というのが導入された初年度に当たると思いますけれども、この取組内容についての公表はいつ頃を予定しているのか、1点お伺いいたします。  それから、食育地産地消計画ということで策定される、その1年であったかと思います。先日ですけれども、第3次の計画ということで素案もいただきましたので、中身も拝見させていただいております。食品ロスの取組ということで令和2年度どのようなことが実施されたのか、その点をお伺いしたいと思います。  ふれあい農園のほう、ここの取組、コロナでかなり影響は受けていると思いますが、その状況についてもお伺いしたいと思います。  あと、5年間ということで実施しておりました池田町との広域連携観光推進事業ということでございますが、前回のときに確認いたしましたら、オリジナルワインやギョーザなど、そういった商品開発も実績としてはあるというようなことも伺っておりました。事業そのものは5年間ということでありますけれども、今後どういったことで活用されていくのか、その点についてお伺いしたいと思います。 214 ◯委員長(坂本夏樹君)  早苗農政課長。 215 ◯農政課長(早苗光徳君)  1点目の森林環境事業基金の関係でございますけれども、神長委員おっしゃるとおり、この基金については、その使途については公表が求められておりますので、昨年積み立てた段階ではホームページ等で公表して、このように使えますということで公表はしておりますけれども、この2年度の事業につきましては、それぞれの事業目的ですとか決算額等については今後速やかに公表したいというふうに考えてございます。  以上でございます。 216 ◯委員長(坂本夏樹君)  月居産業連携課長。 217 ◯産業連携課長(月居謙介君)  まず、食品ロスの取組についてのお尋ねでございます。食品ロスにつきましては、昨年度の取組といたしまして、食品ロスのパネル展ということで、10月いっぱい木野支所のロビーを活用いたしましてパネル展をさせていただいております。また、町の広報10月号及び12月号に食品ロスの削減に関する情報を掲載させていただきまして、呼びかけのほうをさせていただいております。  なお、ふれあい農園の利用状況ということでございます。委員お尋ねのとおり、昨年春先、ちょうど種まきの時期でございますが、緊急事態宣言の発出を受けまして、ほとんどの保育園さん、学校さんでこの種まきのほうを中止をさせていただいておりますが、その分職員のほう、あるいは学校の先生方の御協力いただいて、感染対策を講じながら子どもの代わりに種まきを行いまして、収穫作業については何とか実施をできている状況であります。  ですので、利用状況といたしましては、おおむねその種まきと途中の管理作業と収穫作業というのがふれあい農園の主な活動状況でございますけれども、収穫作業だけ昨年はできたというような状況で、例年の半数以下の利用状況というような状況になっております。
     以上でございます。 218 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本商工観光課長。 219 ◯商工観光課長(山本智久君)  音更町・池田町広域連携観光推進事業の関係でございます。今お話ありましたように5年間の事業ということで、令和2年度が最終年度ということになってございます。お話ありましたように、ワインですとかギョーザですとか、食の魅力向上になるような事業をかなり力を入れてやってきてございます。ブドウの収穫を初めて昨年度行いまして、私も行ったんですけれども、36キロブドウが収穫できて、その36キロから、そのブドウを池田のワイン城に持っていって、ワイン城でワインに作ってもらって25本令和2年度は完成をしてございます。これは初年度に植えた分の苗から取れたものでございますので、今千キロぐらいは最終的にブドウが収穫できるようになるんではないかというふうに、ブドウが収穫できるまで三、四年かかるということなので、少しずつ毎年植えていきました。100本程度ずつ植えていったので、徐々にこれから増えていって、最終的には1トンぐらいとれるのかなと。1キロで1本のワインができるというふうにワイン城の方から聞いていますので、最終的には大体千本ぐらいできるのかなというふうに思っております。できれば両方の道の駅で、十勝川温泉ワインという名称でぜひ売っていきたいなというふうに思っております。  ギョーザにつきましても、令和2年度に試食会を何回か開いて、これでいこうというのが決まって、その時点でそれを商品化してくださる事業者の方もある程度目途がついていたんですけれども、コロナでちょっと売上げが減少になってきて、ちょっと今はできないという話に今なっていまして、音更・池田の協議会の中で次の事業者の方を今探しているところでございます。いずれにしても、ギョーザについても商品についてはある程度目途が立っているという形でございます。  今後の展開については、ある程度ブドウの関係の維持管理的なものは必要になっておりますので、予算的には、観光協会の補助金の中に音更・池田の分のワインに関するものの予算を若干入れてございますので、これからは観光協会の補助金の中でブドウ畑の管理などをしていきたいと、そのように思ってございます。  以上です。 220 ◯委員長(坂本夏樹君)  神長委員。 221 ◯委員(神長基子さん)  森林環境譲与税については公表の予定ということでございますので、この点については承知いたしました。  フードロスの取組、計画で見ますと、ロスに対する、食品ロスという言葉を聞いたことがありますかという、そういった調査がありまして、その結果が、85%の方が聞いたことがあって、言葉の意味も知っていると、こういったお答えで、非常に多くの方に知っていただいているんだなということが分かりました。  やはりこれは、啓発活動といいますか地道なPRという、そういった中で浸透していっているんだろうなというふうに思いますし、大切なことだとは思うんですけれども、これが同様のアンケートで、どれくらいの頻度で出るかというところでは、「たまに出る」とお答えになった方が、「頻繁に出る」という方も合わせますと半数以上の方がそういった回答をされているということでございますので、知っているという段階から、今度はどう実践していくかというところで工夫を、町民皆さんが情報を交換し合えるというか共有し合えるような、そういった工夫がこれからはより必要になってくるのかなというふうに思います。  いろんな方にお聞きをすると、本当に頭が下がるような思いがするほど、野菜一つとっても、ほとんど捨てるところがないんだよというふうにいろいろ教えてくださる方もいらっしゃいます。そういった町民の方のお知恵を生かしていけるような、そういう取組にぜひ発展させていただけたらいいかなと思います。  ふれあい農園のほうは、コロナの影響ということでございますので、致し方ない面はあるかなと思います。ただ、収穫作業だけはできたということでございますので。ちなみに言うと今年度はきっともっと状況的には厳しかったのかなと思いますけれども、ただ、この取組の中で、特に子どもたちは1度でもそこで体験ができると、できないときがあったとしても、この地域のよさというんでしょうか、そういう農業の楽しさだとか、それが食育というところにつながっていくといいますか、そういったものが醸成されているというふうに思いますので、利用が少なくなる、それは残念ではありますけれども、ぜひ何とかここは継続してやっていただきたいなというふうに思います。  広域連携のほう、これにつきましても非常に有効活用されているというふうに今御説明を聞きまして感じたところです。5年間で終わりではなくて、ここからがどう発展させていくかということだと思いますので、これについては、今御説明いただきましたので、それで結構です。  以上です。 222 ◯委員長(坂本夏樹君)  井原経済部長。 223 ◯経済部長(井原愛啓君)  先ほど委員から御提言いただきました食品ロスの周知、それから今後の展開ということでございますが、まずは、食品ロスという言葉を理解しつつも、どういう状況かということをまだ分かっている方が少ないという状況もありますので、今後も引き続き、食品ロス、それから食品の例えば賞味期限の関係とか、そういったものの考え方を引き続きいろんな形で皆さんに周知するとともに、いろんな食品に関する事業といいますか、おおそでくんとかそういうのもやっていますので、そういったときごとにできることからこつこつとやらせていただきたいというふうに考えております。  それから、ふれあい農園の関係でございますが、今年度のお話をさせていただきますと、種まきとかそういう作業はできたんですが、残念ながら収穫のタイミングでこういうタイミングに入ってしまいましたので、それが今年はできなかったということになっております。これにつきましては、また今後も引き続き開催して皆さんの食に関する知識を広げていきたいと思いますので、今後も引き続き続けて実行していきたいと考えております。  以上です。 224 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  松浦委員。 225 ◯委員(松浦波雄君)  いただいたこの資料で、令和2年度の新型コロナウイルス感染症対応事業執行状況一覧表ということで、本当にきれいにきちんとまとめていただいたんですが、経済対策として、中小企業等支援が約3億9,300万円、観光支援として1億7,700万円、合わせて約5億7千万ぐらいということで執行されております。そして、このうち一般財源から、農業振興費の農業経営維持資金、商工観光費の中で中小企業者等事業継続支援事業、飲食店等緊急支援金、宿泊助成事業補助金、観光振興事業補助金ということで、合わせまして約6,800万円ほどこの一般財源からも支出されております。非常にきめ細かくやって執行されたとは思うんですが、残念ながら、例えば温泉ホテルが閉館したり、大きな居酒屋も閉店してしまったというようなことがあったんですけれども、令和2年度ということで、例えば、残念ながら閉館とか閉店とかどれぐらいあったんでしょうか。それをお答えください。  二つ目にイベントなんですけれども、これもやはり残念ながらできなかったというのがあります。例えばおおそでくんキッチンだとかみのり~むフェスタとかグリーンツーリズムなどがこの資料には上げてありますが、これについては全くやらなかったのか、代替の措置を何かやったのか、これについてお答えください。 226 ◯委員長(坂本夏樹君)  月居産業連携課長。 227 ◯産業連携課長(月居謙介君)  まず私のほうからイベントの中止の状況についてお答えをさせていただきたいと思います。委員おっしゃいますとおり、おおそでくんキッチン、あるいはみのり~むフェスタおとふけ、グリーンツーリズムの関西圏の高校生の受入れ事業でございますが、これ全ていずれも昨年度は中止ということになってございます。代替の事業については、それぞれの事業の性質上代替ができないということで、残念ながら実施をしておりません。  以上でございます。 228 ◯委員長(坂本夏樹君)  山本商工観光課長。 229 ◯商工観光課長(山本智久君)  まず1点目の閉店ですとか廃業の状況なんですけれども、商工会さんの総会議案の中に脱退という欄がありまして、その中に、その脱退理由が廃業というところが8事業者ございます。廃業となっていますけれども、これはコロナの理由かどうかは正直ちょっと分からないので、原因は分からないんですが、8事業者が脱退、そして商工会を廃業して抜けたという形になってございます。  また、ここに載っていない事業者で、先ほど老舗のホテルが2館ですか、あと大きな居酒屋なんかも、それらも含めると、廃業関係、閉店関係は大体10ぐらいではないかなというふうにつかんでございます。  以上です。 230 ◯委員長(坂本夏樹君)  松浦委員。 231 ◯委員(松浦波雄君)  本当にコロナの影響というのがいかに大きかったのかというのが、この8事業者というのがどのような理由か分からないということでございますが、やはり多かれ少なかれ何らかの影響はあったのかなというふうに感じてはおります。産業を守る、そして経済を守るというのは非常にやはり大事なことだと思いますので、引き続きこれについては目配せをやっていただきたいなというふうに思います。  続きましてイベントなんですけれども、例えばおおそでくんキッチンは音更の農業の、取れた安全・安心な農作物、これをどうやって子どもたちにおいしく食べてもらうかというのも狙いの一つなのかなというふうに思っているんですが、例えば私は料理をするときにネットで料理の、分かりやすく言うとクックパッドなんですけれども、ああいうのを見ながらよく料理をします。  ですから、例えばおおそでくんキッチンでできないんであれば、音更の安全・安心な農作物だとか乳製品だとかその他の、例えばみそとか米、豆腐とかですか、いろいろあると思うんですけれども、そういう食材とかをPRしながら、音更のそういうものをおいしく食べて、そして家族で、子どもとお母さんもしくはお父さんが一緒に台所で料理して食べてもらえるような、そういう工夫ができないものかなというふうに思っております。ですので、そういうのを撮りためておけば、おおそでくんキッチン、メニュー何とかか知りませんけれども、そういうのができるんじゃないのかなと思っているんですけれども。それでさりげなく音更のそういう農産物だとか製品とかをPRしながら家庭で料理して食べてもらうというようなことを何か工夫できないかなと。これはアイデアの段階でしかないんですけれども、検討してもらいたいなと思っております。  あとグリーンツーリズムも同じように、関西圏の高校生たちに音更の農業を知ってもらうというのも一つの大きな狙いもあるのかなと思いますので、今言ったように、そういうような動画もあるし、例えば農業青年たちとかとのズームを利用したやり取りとか農場の紹介とか、もしくは酪農現場の紹介とかそういうのを併せながら、そしてズーム等を活用してできればなと。できれば、何か製品を送ってやれば喜んでもらえるのかなというふうに思うんですが、そこら辺も検討してもらいたいなと思います。  いずれにしろ、最初に言いました経済対策につきましては、町としても非常に私は、一般財源からもこれだけの多くの、多額の支援をしていると思います。しかし、コロナの影響というのは非常にやはり大きいというのが改めて認識したところでございますが、これについても、また繰り返しますが、引き続ききめ細かな支援がお願いしたいということで、これで終わります。 232 ◯委員長(坂本夏樹君)  月居産業連携課長。 233 ◯産業連携課長(月居謙介君)  ただいま、おおそでくんキッチン、それからグリーンツーリズムの件につきまして御提案を頂戴いたしました。それで、おおそでくんキッチン、確かに委員おっしゃるように音更産の農畜産物のPRという側面もございます。ただ一方で、年中児さんから小学校2年生の子どもを対象としたキッチンでございまして、親の手を離れて、子どもひとりで調理場に立って、当然サポーターはつくんですけれども、そういった親が横から口出しをしない状態で、初めて包丁ですとかそういった料理器具を握って調理に挑戦するという、そこはもう一つ大きな醍醐味がある事業でございます。  なかなか、今こういった状況でその事業できないんですけれども、昨年は緊急事態宣言中、宣言じゃない時期にかかわらず、コロナ対策ということで一律中止という対応をさせていただいていたんですけれども、今年度は、緊急事態宣言じゃない時期につきましては、感染症対策、昨年度の経験をしっかり生かしました対策を取ってできる限り実施をしていきたいというふうに考えておりますし、また、おっしゃられたようなPRの仕方というのは、これは別に調理教室に皆さん集まらなくてもできますので、そういったことも何かしら検討はさせていただきたいというふうに思っております。  また、グリーンツーリズムにつきましては、高校生の受入れ、昨年度残念ながらできなかったわけですが、すみません、先ほど説明がちょっと漏れたんですけれども、毎年、高校生受入れした後の年を越して2月なんですが、大阪府のJA茨木さんの協力を得まして、そこのショップに音更産の農産物を送らせていただきまして交流というものを図っております。昨年度、いつもでしたら町の職員、物産協会の職員、農協の職員などが出向いて、グリーンツーリズムで受け入れた農家さんも、代表も一緒に大阪に出かけていって交流を深めるんですけれども、昨年は、お邪魔することはできませんでしたが、農畜産物を送らせていただきまして、その紹介をさせていただいているという取組はしてございます。  いずれにいたしましても、ただ単に中止をするということではなくて、緊急事態宣言下、コロナ対策を取りながらでも引き続きそういった大切な絆をつないでいけるように努力してまいりたいと思います。  以上でございます。 234 ◯委員長(坂本夏樹君)  宮原副町長。 235 ◯副町長(宮原達史君)  コロナの経済対策についてなんですけれども、お話のとおり、やはり事業者の中でも飲食店、それから観光ホテルというのが打撃が大きいという、こういう状態です。コロナ対策の事業としても経済対策としてもやはり大きな金額、音更町としても支援金として、そして助成として出していますし、臨時交付金につきましては、国からの配分の額が、事業者の数というのが要素に含まれているようでして、音更としては、できれば観光ホテルとか観光事業についてももうちょっと比重を大きくしてくれないでしょうかというお願いもしているわけですけれども、それぐらいやはりどこの観光地でも臨時交付金の使い道は、どうしても観光地を持っているとそちらへの比重が大きくなるという状況にあります。  先ほど阿部委員のお話に私が答弁もいたしましたけれども、今回、今年度来たというか決まった臨時交付金約2,900万なんですけれども、これは使い道が昨年と違いまして、事業者のために経済対策としてというお金が来ましたので、今回、先ほど申し上げましたけれども、今準備を進めている、来週、今会期内に御提案申し上げる補正予算の中に、宿泊助成事業あるいは飲食店などの支援、そういったものが含まれておりますので、来週御説明申し上げますので御理解いただきたいと思います。  以上です。 236 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  山川光雄委員。 237 ◯委員(山川光雄君)  私もこの資料要求をした関係で質問させていただきたいと思います。地方創生臨時交付金、財源の話なんですけれども、これを見ますと、臨時交付金は100%、10割補助になっているという事業を見ますと、商工振興費でもクーポンであるとか飲食店であるとか中小企業の支援であるとかというのは10割補助ということで、臨時交付金が全て事業の対象になって、財源が交付金で全て賄われているというふうに示されております。感染症対策も10割の補助だというふうに見受けられます。今、副町長からお話ありましたように、観光のほうの宿泊費の助成が、1億4,350万の決算に対して臨時交付金が10億、それから一般財源がその残りということで、この部分だけが、臨時交付金の配分がこの分だけしか該当にならなかったということだと思うんです。  それで、国からの1次、2次補正等で来たお金の使い道を、この宿泊助成については全額臨時交付金の対象にならないという、この辺のところのお話を聞かせていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 休憩(午後 2時37分) 238 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩をいたします。10分程度。 再開(午後 2時45分) 239 ◯委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き委員会を開きます。  答弁を求めます。  宮原副町長。 240 ◯副町長(宮原達史君)  自分が関係していながら、すみません、すっかり忘れていまして。このときの補正ですけれども、3回にわたって補正したおとふけ割です。昨年度、臨時交付金も1回、2回、3回に分かれて入ってきたわけですけれども、この最後のときに、おとふけ割だけじゃなくていろんなコロナの対策を補正したときに、臨時交付金全体の上限を超えてしまったと。つまり臨時交付金は音更町は使い切った、2年度までの。そして、超えた分は音更町の一般財源で賄ったということでございます。  なかなか臨時交付金というのは使い道がいろいろありまして、先日も本会議で町長が申し上げていましたけれども、様々な使い道、地方公共団体いろんなところのいろんな使い道やっていますけれども、音更町の場合はやはり経済対策が結構な額を占めていまして、先ほども申し上げましたけれども、観光地を抱えている、それからコロナ対策がすごく多いというところは、例えば、極端な例ですけれども、札幌なんかですと基金を使って、相当基金も減ってきているというような団体もあります。音更町はまだそこまで、基金に手をつけるようなところまではいっていませんけれども、やはりこれだけの経済規模を持っていますので、一般財源、手をつけるのは致し方ないということでそういう予算編成をさせていただきました。  以上でございます。 241 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  山川秀正委員。 242 ◯委員(山川秀正君)  1点だけお願いをしたいと思います。畑地かんがい事業、報告されておりますけれども、実際問題として、実は私の地域もかんがい事業を行いました。ただ、結果としては、防除用水はいまだ使わせていただいていますけれども、畑に水をまく、こういう部分では施設を全部撤去したような格好になっているんですけれども、実際音更町は今までも様々な形でかんがい事業等々も取り組んでおりますけれども、実際、例えば今年、この異常高温といいますか干ばつの中でかん水作業等々が音更町内でどのぐらいやられたのかというあたりが、それこそ昔は、音更は水をまくよりもまず畑の水を抜くことが最優先ですよと、そういう議論の中で、かんがい事業というふうな銘は打っていたけれども、実際問題としては水まくというところまではなかなか考えが及ばなかったのが、至近年になって、異常高温とか干ばつとかという状況の中でそういう必要性を逆に言えば感じ出しているということがあるんですけれども、そんな点で、今のかんがい事業の中でのかん水作業、これができるような地域、集団等々がおありなのか、その実績等々についてお伺いをしたいと思います。  併せて、この今年の異常気象の中で非常に出来秋を心配しているといいますか、芋の収穫作業もほぼ終わったという状況の中で、私自身も大正金時作っているんですけれども、実際収量にして1俵半ぐらい、品質にすると、自ら販売するということで、委託業者のところへ行ってちょっと選別かけてもらったら3割しか残らないというふうに言われて、3割しか残らないところで製品作るわけにはいかなくて今年は断念したんですけれども、そんなように状況が非常に心配なんです。そして乳価についても、今やっぱり飲用乳が余っていて、要するに用途的に言えば加工に回っている。バター、チーズ等々加工に回っていて、単価が安い中で乳価が下がってきているという声をお聞きするんですけれども、ぜひそういった点で、今年の状況等々についても触れる範囲でよろしくお願いをしたいと思います。 243 ◯委員長(坂本夏樹君)  高野土地改良課長。 244 ◯土地改良課長(高野幸樹君)  畑地かんがいの利用実績ということでございますけれども、今本町におきましては美蔓地区で整備をいたしました地区がございます。そちらで今畑地かんがい用の専用のマシン、リールマシンというんですけれども、こちらが16台導入されてございます。その16台を1組合で、皆さん寄っていただいて管理をしていただいている状況がございます。利用してから、ちょっと細かい数字今持ち合わせてございませんで申し訳ないんですけれども、おおよそ年間で1万4千トンほどの水を使ってございます。ただ、この中にはリールマシンでまいた部分と、それから防除用水栓で使用した分と合算となってございますので、細かい内訳はちょっと申し訳ないんですけれども持ち合わせておりません。ということでございます。  以上でございます。 245 ◯委員長(坂本夏樹君)  早苗農政課長。 246 ◯農政課長(早苗光徳君)  今年度の、農作物の生育状況の関係でございます。今年につきましては、小麦の刈取り時期にいろいろ各地区回らせていただきました。多くの農業者の方からは、小麦については平年よりもいいんじゃないかと。10俵、11俵ぐらい取れるんじゃないかと。平年よりは取れるんじゃないかというような声が大きくありました。その一方で、バレイショ、それからてん菜などは干ばつに影響を受けて、芋については粒が小さいですとか、てん菜についても葉っぱが枯れる状況、それに近い状況も、畑見て、そのような状況にあるのかなというようなことも実感をしておりました。  それで、9月の半ばに、例年毎月1回農作物の生育状況調査を行っておりますが、今年の最後が9月の15日やっておりまして、その予想反収とかを見ますと、大豆については平年をちょっと上回るんじゃないかというような状況にありまして、その一方で小豆ですとか大正金時については平年の反収をちょっと下回るんではないかというような予想をしているところでございます。  それで、てん菜につきましては、そういった干ばつの影響も出るのかなというような予想はしておりましたが、予想反収は平年よりもちょっと上回るんじゃないかなと。あとは糖分の関係は今後の状況、収穫の状況を見ないと分かりませんが、反収としては平年よりもちょっと増えるのではないかなというような状況でございます。  あとバレイショにつきましては、やはり小粒の影響になるんでしょうか、予想反収については平年を若干下回るような状況にあるというような作況の結果にはなってございます。
     それから飲用乳の関係につきましては、最近の状況についてはちょっと聞いておりませんが、山川委員おっしゃるとおり、飲用乳については、流通に回る量が減ったという状況から、以前は若干単価の安い加工用に回る量がちょっと増えているというような状況も聞いておりましたが、近年というか最近はそういった状況等はちょっと把握はしておりませんが、やはりこのコロナ禍にありまして、酪農畜産にも多少なりの影響は生じているのかなというように感じているところでございます。  以上でございます。 247 ◯委員長(坂本夏樹君)  高野土地改良課長。 248 ◯土地改良課長(高野幸樹君)  すみません、施設の撤去についてお話しするのを忘れてございまして、先ほど説明の中で頭首工と、それから取水口の撤去ということで、その関係のかんがい用水の撤去のお話かと存じますけれども、撤去した2か所の頭首工、取水口につきましては水田用の水を取るための施設の撤去ということでございまして、畑地かんがい用の施設では撤去したものはございませんということでございます。すみません。よろしくお願いいたします。 249 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 250 ◯委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で本日の日程は終了しました。  次回の委員会は9月27日午前9時30分から開きます。  本日はこれで散会します。  お疲れさまでした。 散会(午後 2時57分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...